今年2月に施設に入所した母。

デイサービスにも行ったことがなく、いきなりの入所だったので、私は母の様子が心配で毎日面会に行っていました。


施設のリビングにあるホワイトボードには、当日の食事の献立が書かれていて、私が毎日それを見ていると、スタッフさんが

「ちょっと待ってて下さい」と行って事務室に行き、しばらくしたら1ヶ月分の献立表のコピーを持ってきて下さいました。


毎日の献立はとても美味しそうなものが多く、おやつも毎日違う洋菓子や和菓子、フルーツ。

これは食事が楽しみになるのでは?と、思いきや...


「〇〇さん(母)は食事は1割から3割くらいしか食べてません。

環境が変わったせいもあるかと思いますが、これでは食事量が足りないので、何か好物があったら持ってきてあげて下さい」と言われました。


献立表、よーく見ると、母の好きなエビフライ、とんかつ、マグロ(丼)はありません💧

(スタッフさんに聞いてもやはりこれらは出ないそうです)


まぁ、確かに...施設では入れ歯のお年寄りも多い事だし、とんかつは無理かな?


私が帰省した時は必ずこの3つは母と一緒に皆で食べていました。


が、施設に入ったらもう食べられないなんて...可哀想。


いやいや、母は認知症。

エビフライやとんかつ、マグロ丼のことももう忘れてしまったかもしれない。


それもまた...切ない💧


スタッフさんから「好物があったら持ってきてあげて...」と言われても、エビフライは持って行きづらい。

(ってか、それはダメかもね)


というわけで、おやつ系の好物、ジャムパン、バームクーヘン、スイートポテト、栗まんじゅうなどを私は毎日せっせと届けていました。(施設のおやつと被らないように)


お母さん、エビフライのことは忘れても、私のことは忘れないでね!