とてもお久しぶりのブログです。

母の施設入所までのこと、続きを綴ります。


母の転倒事故をきっかけに、施設の入所を考え、忙しいながらもスムーズに事が流れ、入所の目処もたち、ひと安心♪

...というところで家族が次々とコロナに感染し、入所がやや延期に。


それでもやっと、3日後には入所となったある日、また事件が!ガーン


土砂降りの雨の朝。

まだ部屋で寝ているとばかり思っていた母が、玄関の外で倒れていたんです。ガーンガーンガーン


前日の夜、「買い物に行かなきゃ」と言っていた母をなだめて寝かせた...はずなのに?!

夜中に起きたのか?

(私も弟もその気配には気付かなかった💧)


朝、新聞を取りに玄関の外に出た弟が母を発見した時、母は全身びしょ濡れで痙攣?震え?をおこして倒れていました。


きゃ~っ!!


急いで母を弟と2人で家の中に運び(痩せてる母ですがこんなに重いとは💦)、弟に救急車を呼ぶように指示しながら、私は母のパジャマをハサミで切って脱がせ、部屋を暖め、体をタオルで拭いていました。(もう夢中でした)

意識障害を起こし暴れる母。

その時に私のネックレスは母に掴まれ...切れました。

母は2枚の毛布に包まれ救急車へ。


救急隊員に母の体温を聞いたら「今、25度です」ガーン

91歳の不整脈のある母にはヤバい体温!

救急車の中で私は

冷たい母の足首を擦りながら「こんなことでは死なせない!」と心の中で何度も何度も叫んでいました。


救命救急病院に着くと母は酸素マスクを付けられて、扉の向こうに運ばれていきました。


しばらくして医師に呼ばれた私。


「非常に重篤です、急変の場合延命治療はどうしますか?」と聞かれ?


はぁ?延命って?...延命って?

延命...しなくていいです。

と、ボソッと答えた私。

(何となくそう答えるしか無かった)


こんな、こんな状態になるくらいなら、もっと早く母を施設に入れて安心安全な日を送らせたかった。

施設で穏やかに生活をして欲しい!


と、この時初めて施設に入れることの罪悪感が消えました。


看護師さんから「少しづつ体温を戻していきます。今日は休日なので、明日の朝、入院手続きに来てください。」と言われ、お昼すぎに弟と自宅に戻りました。


自宅にいても、いつ病院から電話がくるかとずっとドキドキ...

その晩は眠れませんでした💧


もっと早く施設に入所させておけばこんな目に合わせなくて済んだのに...と、後悔。


お母さん、死なないで!と。