『ミュージアムショップ@電子版・ミュージアム』
無料で過去の『演劇ぶっく』全冊ダウンロード出来ると教えていただいて、
震えた
2013年『ザテレビジョンCOLORS』。
(メンバー)4人がそれぞれ本当に個人でも頑張ってるから。俺もやらなきゃ、って思ったとき、個展はまたできればやりたい、って思った。あとは、時間があって、そこでドラマ、映画、舞台、どれか好きなものをやっていい、って言われたら…、そうだね。今なら、俺は舞台を選ぶかな。
「舞台を選ぶ」
2013年。最後の舞台から5年が経っている時点でそう語る智くんの思いというのは…
デビュー前から2008年まで経験してきた''舞台''が
智くんにとって何かしらの思い入れがあるからだと
漠然と
ずっとそんな気がしてる。
今回、智くんが載ってる『演劇ぶっく』を
読み漁ったことでまた、舞台について書きたくなってるところだけど、
ダウンロードこれからのかたもおられるだろうし、
ネタバレとかあるし、期限までは少し我慢して少ししてからまた書けたらいいな。
さっきの…
2013年って…私の勝手な考えだけど…
長期休暇があり、その休暇中も意欲的に創作していた智くんだから、精神的な部分が安定してる時期な気がしてて。だから、2014年のハワイであんなに…スッキリ出来たんじゃないかなって。
逆に…2008年の個展以降は、いろんなことがあって、嵐10周年の2009年には気持ちがあらたまった、ということはありながらも、2012年あたりまではなんかまだ…不安定というか、ふわふわしていて自分自身を模索中な印象。
そういうのを一心出来たのが2013年なのかもしれないな…って。
私が勝手に感じてるだけで
本当のことはわからないけど
自分がそう思ってるからか、この『ザテレビジョンCOLORS』の智くんの言葉もすごく安定したなかでの言葉に感じる。
そう思う理由のひとつは、これまで何度も書いてきた
2014年1月『日経エンタテインメント』。
「2013年大きく変わったことは?」には、「人との付き合い方」という答え。自身が国民的存在になったことに無自覚ではいられないーそんな現実に気づかせてくれた友人がいたと明かす。
個人的には、人と深く接した年でしたね。友達ってなんだろうって、すごい考えたんですよ。そういうことを見つめ直して得た結論はーどっちに転ぶのも、自分次第なんだなってことかな。
メンバーにこんな話はしないけど、自分の中で本当に分かんなくなったときがあって、そういうときにメンバーに会うとホッとしたんですよね。「ここは大丈夫だ」ってね(笑)。いろいろ考えて、向き合って、整理できた。そんな1年。そこはすごく大きく、自分で変わったなと思います。
この『日経エンタ』、何回も書いてるから
「また書くん?」ってw笑われるかもしれないけど、
これ、その時の気持ちをすごく具体的に語ってるでしょう?だから、何度読んでもひとつひとつの言葉、文章が智くんのなかの確かな気持ちのように思えて、何度でも読みたいし、書きたくなる。
何かあったんだろうなって想像するとともに
メンバーへの信頼が、この2013年の時点でさらに深まったのかなって思う。
そして
『ザテレビジョンCOLORS』と同じように、
''安定''みたいなものも感じられて。
いろんなことを経て、自分を見つめ直して、
心を整えることができたから
次に進む、みたいに。
『ザテレビジョンCOLORS』。
ー嵐という、人々の心を明るく照らす太陽のようなグループのリーダーでありながら、「できることなら、目立たないでいたい」と言ってのける大野智。彼の言葉には、見せかけの謙遜も、自分をこう見せようとする作為も全く感じない。
ああ、今書きながら思ったけど、見せかけの謙遜って言葉がいいな。謙遜って意識してそう見せる場合がありそうだけど、そういうのが一切ない、というのが智くんっぽくて。
ーロケ先の街の銭湯で。主の家族だろうか。小さな子供数人が、脱衣所の隅に正座をして、撮影中の大野をそっと見ていた。撮影を終えて帰るとき、その子供たちに「バイバイ」と笑顔で手を振る彼。''きっと一生の思い出になったでしょうね''と声を掛けると、「え?そんなことないでしょ」と本気でビックリする。大野に、スターの意識はないようだ。
きっと、いい子にしていられるなら、撮影を見学してもいいよ、みたいに大人たちから言われて、大人しく正座して見てたんだろうな。その子供たちに自然体でそして優しげに「バイバイ」と手を振る智くんの笑顔が浮かぶよう
小学生の頃のこと、ジュニアの頃のこと、京都時代のこと、たくさん語ってくれてるんだけど、町田くんのこと結構長尺で語ってる。振り付けの日リハーサルに行こうとしたら町田くんにあって、行かなきゃならないのにふたりでご飯食べに行ってリハーサルに1時間遅れて行った話しとか笑。
町田とはいまだに当時の昔話で何時間も笑い合ってるね。何度も同じ話をしてるのに、2人で笑っちゃうんだよ。きっと何歳になっても、同じ昔話をしながら2人して笑うんだろうね。
同じ話を何度もして、そのたびに笑って話す
未来もきっと同じように2人で笑うんだろうって関係
マジで素敵だねそういう友達がいれば、友人の数は多くなくていいってすごく共感する。
そしてね、
嵐の感覚をジェットコースターに例える智くん。
嵐としての感覚を、俺はよくジェットコースターにも例えてるんだよね。最初、デンデンデンデンってゆっくり上がっていくときって怖いじゃない?でも乗っちゃったら行くしかない。その後てっぺんから、うわ〜ってものすごい勢いで落ちていく。下がったら、また穏やかなところもあって、ホッとしてたら、またデンデンデンデンと上がっていく。その繰り返し。ことし前半はちょっとゆっくりさせてもらったから、車両点検だったのかな。ジェットコースターから降りてないんだけど、不良がないか、確かめられたような(笑)。
例えがわかりやすい
ことし前半ゆっくりさせてもらったから、と
2013年前半の長期休暇を''車両点検''と。
この''車両点検''を、智くん
メンテナンス、必要だよね!って言うの。
充実した休暇だったんだよね。
ーそして、そのジェットコースターには一人で乗ってるわけじゃない。
一人だったら、とっくに降りちゃってるかも(笑)。嵐だから、一緒なのがあの4人だから、っていうのが大きいよね。俺、一緒にやっていけるのはあの4人でしかなかったと思うし、4人以外はあり得ない。だってすごいんだよ、あの人たち。いつも助けられてきた。特に翔くんなんて、年下だけど、俺、あんな大人になれない、って思ってるもん(笑)。この先の想像なんてつかないけど、5人でだったら、いいかな。
「あの4人以外はあり得ない。」
「5人でだったら、いいかな。」
この言葉に強い''確信''みたいなものを感じる。
この先の未来の想像がつかないなかでも、
この5人なら
この5人だから
乗り越えていける、みたいな。
さっきの『日経エンタ』で
あらためてのメンバーへの信頼感の強さを感じるのと、
この『ザテレビジョンCOLORS』で
この5人でだったら、という強い''確信''。
と
なんて言うのかな…
智くんの内面の強さ、というのかな未来を進む覚悟が
5人でなら、と出来てるかのような。
この言葉のあとにインタビューの最後
先の
「4人がそれぞれ本当に個人でも頑張ってるから。俺もやらなきゃ、って思ったとき……ドラマ、映画、舞台、どれか好きなものをやっていい、って言われたら…そうだね。今なら、俺は舞台を選ぶかな」
智くんインタビューはこの言葉で締めくくられてる。
そうして読んでいくと、
「4人が本当に頑張ってるから、俺も」と
この言葉が
より、フォーカスされて
ひとり仕事に対する智くんの想いが
伝わってくるようだ
そしてやっぱり
「一人だったら、とっくに降りちゃってるかも。
嵐だから、一緒なのがあの4人だから。」
この世界に身を置くのなら、
''嵐''としての自分しか考えてないことが伝わってくる
そんな2013年の智くんだ。