ちょっと遡って、1月に4月から通う中学校の制服採寸がありました。

 

1月後半でしたが、ブレザーを着るのに手こずっていたのが記憶に残っています。

術後、体をひねったりすると激痛が走るらしく、ブレザーを着るときの動作が長男君にとってはつらいモノだったそうです。

 

あと、靴を履くのもかがむのが出来ないので、大変そうでした。

 

長男君、色々ありましたが無事卒業式を迎えることが出来ました。

 

中学に入学するにあたって、中学校の先生にも入学式の日に少しお話させて頂き、どの様な手術で、今長男君の体はどの様になっているのかも資料を作り、渡しました。

 

中学では、授業で柔道があります。

でも、今の長男君にはコンタクトスポーツは厳禁なのて、柔道の授業の時の体育には参加出来ません。

中学に上がると、成績も大事だし、そのことについてもお話すると、出来ない種目は平均で付けてくれることになりました。

マット運動も出来なかったので、同じように対応して頂きました。

 

入学式の日、鞄にたくさんの教科書を詰め込んで教室から出てきた長男君は、さすがに重すぎて、自分では運べなかった様で、私に会うなり、すぐにその激重の鞄を渡してきました。本当に重かった…。

 

そんな感じで中学校生活も始まりました。

小学校と違うのは、中学校ではクラスの友達に伝えてもらったりはしなかったことです。

この4ヶ月で長男君も制限はあるものの、大分以前と同じように生活も出来ていました。

ただ、友達同士でふざけ合ってじゃれたり、パンチしたりもあるだろうなと思ったので、自分でしっかりバーが入っているところは守りなさい。バーがずれたら再手術で、またあの術後の痛みに耐えないといけなくなるよと半ば脅しのように伝えていました。

 

長男君もあの痛みは二度と味わいたくないようで、自衛をしっかりしているようでした。

 

帰ってきた長男君からたまにヒヤッとすることがあった報告はありましたが、現在にいたるまで、救急で病院のお世話になる様なことはありません。