ヨガというと、一生懸命ポーズの練習をしているイメージが大半ではないでしょうか？

ガネーシャギリさんの文をシェアします。

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प्राता रत्नं प्रातरित्वा दधाति (prātā ratnaṃ prātaritvā dadhāti) - 早起きは三文の得

逐語訳:प्राता (prātā): 早朝रत्नं (ratnam): 宝石、貴重な物प्रातरित्वा (prātari-tvā): 早起きすることदधाति (dadhāti): 与える、もたらす

解説:人生の黎明(れいめい)とも言える朝は、一日の始まりであり、私たちに新たな希望と可能性を与えてくれる尊き時間です。

朝日が地平線から姿を現すように、朝には無限の潜在性が秘められています。

この格言は、朝早く目覚め、瞑想や朝の儀式といった有意義な行動を起こすことの大切さを説いています。私たちが朝のエネルギーを活かし、自らの内なる声に耳を澄ませるとき、人生の真の宝石――悟り、平安、知恵、慈悲の心――を手にすることができます。

ヨーガの教えでは、ブラフマ・ムフールタと呼ばれる黎明の時間帯が最も神聖であり、霊性修行に適していると言われています。静寂のなか瞑想に没頭することで、私たちは日々の喧騒(けんそう)を超越し、自己の本質に目覚めていくことができるでしょう。

朝の澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込み、感謝の念を捧げながら一日をスタートすること。それは、一日を輝かしい宝石で飾ることに他なりません。

シャンカラーチャーリヤは、「山頂の白雪は朝日を受けて最初に輝きを増す」と詠んだように、朝の行動こそが人生を輝かせる原動力となります。

上級ポーズに挑戦するのも、モチロン！ヨガです。

ただ、それだけではなく、是非静かに座る時間も設けましょう。

【早起きは三文の得】