14日日曜日、今年も討ち入りの日に顔見世に行ってまいりました。この日はお昼の部を友人と観ることになってます。友人と一緒にまずはナカタニさんでモーニングをいただきに行きました。

お店の前で電話をしている大ちゃんを見かけました。中には友人がすでに座っていましたが、その時点では私たちとあと数人程度でしたが、しばらくしたら急に満席になって驚き。こちらのお店は喫煙オッケーなので私たちが食事を終えておしゃべりしてたら隣のお客さんが煙草を吸い始めたので、本当はもっとゆっくりしたかったんだけど、お店を変えることにしました。朝から喫茶店のはしごです(笑 近くのドトールに行って高島屋が開くまでの間時間をつぶしました。そうそうドトールに行く途中の横断歩道でとってもはーちゃんに似た人を見かけたけど、朝一の演目にはでてはらないし、洋服もとってもシュッとしてはったので、きっと違う役者さんでしょう。あの方はいつも変わった服着てはるし。。。そして10時前に高島屋にいってお弁当を買って南座に入りました。今日のお席はトチリの花横です。祝幕が可愛い。

俊寛があるので花横はとっても嬉しい!でも、一番奥なので席から出にくいのが玉に瑕です。醍醐の花見は吉太朗君がかわいかった。侍女には梅乃さんや愛三朗くんの姿がありました。つづいて一条大蔵卿。幸四郎はんのあほぶりがかわいかったです。愛之助さんと壱太郎君の夫婦もよかった。七之助さんの常盤御前はセリフの発声が玉様によく似てました。そして菊之助君の玉兎と菊五郎さんの鷺娘。菊之助君は本当に体幹がしっかりしていて踊りが上手ですね。お顔が吉右衛門さんにますます似てきて本当に血は争えないですわ。鷺娘は美しいですが悲しいストーリですよね、所詮は人間とは一緒になれない身。かわいそうですね。そして俊寛。実は始まる少し前になんかおなかがしっくりこなくてちょっと痛い?って感じになってしまいました。手持ちのストッパーを2個飲んでそれでも大丈夫か不安な気持ちで見始めました。お昼の私のメインはこれなので、なんてこと!と思いながら観てました。早々に隼人君も舞台に出てこられてなかなか、スリリングな気持ちで拝見してました。二ザ様の俊寛はあれは演技なのか本当なんかわからないくらいのよれよれでちょっと心配になるくらいでした。瀬尾さんは仕事に忠実だっただけなのに殺されてかわいそうっていつも思いますが、奥さんのことはそこで言わなくても。。。と思います。最後の花道で海に浸かりながら見送る俊寛が目の前でとてもつらかったです。

このお役も、もうそろそろ見納めになるのなかなあって思いながら観てました。とにかく無理せずお元気に頑張っていただきたいものです。一緒に行った友人も今回は番付けを購入して楽しみながら観てました。歌舞伎の沼に両足突っ込んだ感じでいい傾向でございます(笑



休憩時間に今年も竹馬を観て歩きました。お腹もお薬のお陰で無事最後まで観れてよかった。夜の部は次の日曜日に観に行くんですけど、また雨模様の予報でちょっと嫌です。荷物が増えるし。。。晴れ女のはずなのに!(笑 夜は通常より時間が短くちょっと割高な気がするけど、弁天小僧の出演者は最高の顔合わせなので、まあ仕方あるめえ。楽しみです!