こんにちは

 

先日、芥川賞・直木賞も発表されましたね。

 

とても面白そうな本ばかりなので、読んでみたいです。

 

さてさて、私、毎年、自分の中だけで行なっている超個人的な本屋大賞ならぬ

『ジブン・本屋大賞』というのをおこなっております。

(本屋というよりも、図書館で借りたものが多いので、読書大賞とかに

したほうが良いかも知れぬ)

 

この賞?は、出版年を問わず、私が一年の間に読んだ本の中からの選出です。

 

2023年に選ばれたのは、何でしょうか?

 

まずは、過去の大賞作品をどうぞ。

 

2005年 図書室の神様 瀬尾まいこ

2006年 容疑者Xの献身 東野圭吾

2007年 理由    宮部みゆき

2008年 戸村飯店青春100連発 瀬尾まいこ

2009年 八日目の蝉 角田光代

2010年 マドンナ 奥田英朗

2011年 下町ロケット 池井戸潤

2012年 動機   横山秀夫

2013年 13階段 高野和明

2014年 本屋さんのダイアナ 柚木麻子

2015年 黒い家 貴志祐介    

2016年 星間商事社史編纂室  三浦しをん

2017年 夜行 森見登美彦

2018年 かがみの孤城 辻村深月

2019年 旅猫リポート 有川浩

2020年 望み 雫井脩介

2021年 つまらない住宅地の全ての家 津村記久子

2022年 罪の声 塩田武士

 

《選考基準》

 

1 出版年は関係なく、私が一年間(その年の1月1日〜12月31日)に読んだ本が対象

 

2 なるべく同じ作者が被らないようにする。被った場合は、次点の繰り上げもあり。

 

3 小説に限る

 

豊作(たくさん読んだ年)の年もあり、不作(ほとんど読まなかった年)の年もあります。

読んだタイミングが関わってくるので、その作家さんの作品の中で、

それが一番お気に入りというわけではありません。

 

激戦の年と、何を読んだかなあって、思い出さないと選べない年もありました。

 

2023年は、どの本が大賞に輝くでしょうか?

 

ノミネート作品(読んだ月・読んだ順に並べました)

 

1月

『人生オークション』原田ひ香 

『赤と白』櫛木理宇 

『ミチルさん、今日も上機嫌』原田ひ香 

『侵食』櫛木理宇 

『アイビー・ハウス』原田ひ香 

2月

『掬えば手には』瀬尾まいこ 

『母親ウエスタン』原田ひ香 

『罪の轍』奥田英朗 

『medium』相沢沙呼 

『死刑に至る病』櫛木理宇 

3月

『雨に消えた向日葵』吉川英梨 

『京都くれなゐ荘奇譚』白川紺子 

『火の粉』雫井脩介 

『わが家は祇園の拝み屋さん』望月麻衣 

『失踪.com』原田ひ香 

『店長がバカすぎて』早見和真 

『夜明けのすべて』瀬尾まいこ 

4月

『君のクイズ』小川哲 

『一橋桐子の犯罪日記』原田ひ香 

『つぎはぐ、さんかく』菰野江名 

『三人屋』原田ひ香 

『老後の資金がありません』垣谷美雨 

『少年と犬』馳星周

『楽園のカンヴァス』原田マハ

『常設展示室』原田マハ

5月

『父が車の運転をやめません』垣谷美雨

『リセット』垣谷美雨

『彼女の家計簿』原田ひ香

『嫁をやめる日』垣谷美雨

『竜巻ガール』垣谷美雨

『ヒトリコ』額賀澪

『定年オヤジ改造計画』垣谷美雨

6月

『避難所』垣谷美雨

『姑の遺品整理は迷惑です』垣谷美雨

『赤と青のエスキース』青山美智子

『ニュータウンは黄昏て』垣谷美雨

『ホテル・ビーベリー』近藤史恵

『あなたのぜい肉落とします』垣谷美雨

『元彼の遺言状』新川帆立

『ギリギリ』原田ひ香

7月

『四十歳、未婚出産』垣谷美雨

『Dry』原田ひ香

『うちの子が結婚しないので』垣谷美雨

『踏切の幽霊』高野和明

8月

『雨上がりの川』森沢明夫 

『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈

9月

『同姓同名』下村敦史

『老人ホテル』原田ひ香

『黄色い家』川上未映子

『夫の彼女』垣谷美雨

『七十歳死亡法案可決』垣谷美雨

『母親からの小包はなぜこんなにダサいのか』原田ひ香

10月

『嘘つきジェンガ』辻村深月

『犬のかたちをしているもの』高瀬隼子

『変な絵』雨穴

『結婚相手は抽選で』垣谷美雨

『あきらめません』垣谷美雨

『懲役病棟』垣谷美雨

11月

『旋律』望月麻衣

12月

『わたしたちの世代は』瀬尾まいこ

『もう別れてもいいですか』垣谷美雨

『優しい悪魔』垣谷美雨

 

全部で62冊です。

 

それでは、発表です。

 

2023年の大賞は、『楽園のカンヴァス』原田マハ・作です!!

 

 

 

 

2023年は、ほぼ迷いなく、この本でした。

読んでいて、どこか遠くの世界や時代を旅してきたような気持ちになれた本でした。

4月の天気のいい日曜日の昼下がり。ベランダから、近くの広場で何かイベントが行われるのを

見ながら読みました。読んだ時のシチェーションも覚えています。

 

他には、同じ作家さんの本を集中して読むといいよ、というのをどこかで聞いたので、垣谷美雨さんと

原田ひ香さんが多い気がします。

 

よく読んだなあという月もあれば、ほとんど読まなかった!何してた?という月もありました😅

 

読書家の方からすると、読んだ本の冊数は、少ないし、逆にあまり読まない人からすると

多いかもしれません。

読書手帳という専用の手帳も作りました。

 

こんなに小説ばかり読んでいるのか、暇か!って感じですが、暇なんでしょう😅

 

電車の中は、もちろん、ちょっとした待ち時間、仕事の昼休み、家事をしながらのオーディブル、

スキマ時間を使うと結構、読めました。

 

図書館から借りた本も多いです。人気の本を予約していることが多く、何ヶ月も待った本も多いです。

一度、逃すと何ヶ月もまわってこないので、締切効果で読み進められました。

(逆に買った本が積読になっていたり)

 

あと、年末にKindle Paperwhiteを新調しました。もうカクカクで、操作ももたついていたので、

思い切って新しいのに変えたのです。今度は、防水機能付きにしたので、お風呂に持ち込んで

読んでいます。ちょっとずつしか進みませんが、毎日となると、ずいぶん読み進められていると

思います。

寒い時って、お風呂に入るまでが面倒だったりするんだけど、(入ると気持ちいいのに!)

中で本を読めるとなると、楽しみになりますね。

 

 

 

ちなみに今年の1月に読んだ本は、現時点で、

『くらまし屋家業』『火喰い鳥』『イクサガミ・地』(すべて今村翔吾)、

ヨモツイクサ(知念実希人)、『満月珈琲店の星読み〜本当の願い事〜』(望月麻衣)、

本屋食堂(原田ひ香)、『自転するように公転する』(山本文緒)、

『逆転正義』(下村敦史)です。

 

さて、2024年は、どんな本に巡り合えるでしょうか。

今年は、100冊目指したいけど、読めるかな?