ウイルスバスター期限切れの為、PCを全然触っておらず、僕は冬眠状態(T ^ T)
僕が冬眠中の間、僕を動かしている黒幕は新たなる挑戦をしていた。
それは…
「紙とダンボールで本当に着れる甲冑を作る！！」
はい、黒田官兵衛ブームに見事に乗っかる気マンマンだな(－_－＃)
○市の手作り甲冑教室に御用改め(￣▽￣)
9月から役半年かけて制作するのだ。
まさしくダンボール戦記。
まずは型紙を厚紙に写し、ダンボールと貼り合わせて寒冷紗という布を貼る作業。
とにかくパーツが多いので名前と番号を書き込んでおかないとわからなくなる。
これで1ヶ月。
この作業がおわったら紐を通す穴をポンチを使って開ける。
これが何気に大変(´Д` )
500個以上開けなきゃいけないのだ。
大河ドラマとかで見る紐がびっちり通ってる甲冑だったら1000個は軽く超える。
おかげでポンチを3個駄目にした(T ^ T)
穴あけが終わったら胴部分にワイヤーを貼り、接着剤で貼り合わせていく。
これが終わったらシーラーを塗って防水処理をし、塗装。
これで黒幕は最大のミスを犯す。
支給された塗料の色艶が気に入らず、ラッカースプレーを使用したのだが、
持って行く時に重ねたら草摺(下半身を守るパーツ)というパーツがくっついて駄目になってしまったのだ。
水性だったのがまずかったらしい。
しかも！！
スプレー塗装を家の中でやっちゃったのだΣ（ﾟдﾟlll）
だって…家の中で使っちゃいけないなんて知らなかったんだモン(´Д` )
ど素人だもん(黒幕談)
おかげで草摺は全て作り直し、家の中は真っ黒になった(T ^ T)
反省をわきまえ、今度は油性ラッカースプレーで、外で塗装。
コレで3ヶ月かかってしまった…
塗装が完了したら威しという紐を通す作業、
兜や胴を組み立てる仕上げの作業にはいる…のだが、
ここでまたしても黒幕遅れをとる。
女性が着るのだから女性らしい甲冑にしたい。
ということで、ピンクの金襴を装飾に使い。
籠手と脛当てもピンクに。
そして、
余計なことに
陣羽織まで作ってしまった。
なので、完成は修了式の4月ギリギリになってしまったのだ。
指南役にも色々手伝ってもらったりしてできたのがこちら。
兜の前立ては「兎成形(とじなりがた)」といって、これも黒幕のこだわり。
「兎は前に走って後ろを振り向かない」
ということでモチーフによく使われていたそうだ。
こんな形の前立てを作る奴は前代未聞らしい。
黒幕、新たなる伝説を作る。
全て作り終えて師匠からありがたい一言をいただく。
「深追いはするな」
はい、ごもっとも(~_~;)
こだわりすぎました。
でも師匠からもう一言、
「こだわるんなら最後までこだわりぬきなさい」
ありがたきお言葉(T ^ T)
かくして役半年かけて作った甲冑を5月のお祭りでお披露目
…なんだが、それは後ほど。