理科が得意になるコツについて | 私の王子様 目指せ大学受験!

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息子の育児日記&主婦のお出かけ日記。

色んな知育やお出かけをしながら、3歳から公文→サピックスα1→中学受験し、開成、聖光、渋幕を含め全勝。

こんにちは。
だんだん秋らしく、涼しくなってきましたね。

またまたメッセージをいただきました。
3年生の親御さんからです。
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うちは理科が苦手なのですが、御子息のように理科が得意になるには、親御さんは具体的にどんな工夫をしましたか?
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まず、1番に思い浮かぶのは理科のシチダ式の歌。ゲームをやってる時や、旅行や帰省、買い物に行く際の車の中でずっとかけてました。自然と勉強の歌を口ずさみ、興味が持てるようになってました。

七田のCDは星の歌や植物の歌など中学受験をかなり意識した内容で、幼児が聞ける歌なのに内容は高校まで使える凄いものでした。しかも、優秀ブロガーの同級生、アルワンの生徒、進学先の難関校の生徒は大体、このCDを持っていたし、このシチダのオリジナルな歌を知っていました。
上の理科CDに社会と書いてありますが、歴史ではなく地理になります。歴史はこちらのシチダの歴史探訪のCDを聴いてました。


あとは、うたって覚えようシリーズもよく聞いてました。

理科じゃないけど、こちらで県庁所在地の歌を歌いながら公文の日本地図パズルをやったり、神奈月とか睦月の言葉もこの歌で当たり前に知っていたから、塾で習った時は苦なくできてました。にほんごであそぼって番組が昔あったと思うのですが、その中で歌われていた歌も何曲か収録されてます。


理科については下のCD(上のCDの続きCDで、上のCDとはまた違う物です)うたって覚えよう世界地図編の中のゾーキマン(臓器の歌)や、五大栄養素の歌も入っており、理科としてはその二つの歌が大活躍でした。自然と臓器や栄養素の名前や役割が頭に入り、そこから興味を持ちはじめ、その後、人体絵本を読んだりしました。どのCDも親も全部、歌えるくらい聞いたなぁ。


人体絵本はこれを持ってます。
この絵本は面白い仕掛け絵本で、体の沢山の場所をめくることができます。こういうの子供は好きだよね〜。




それと息子は幼い頃から、物の仕組み(例えば、幼児の頃だと自動ドアとか、自動販売機とか)にすごく興味がある子供で、工作やレゴも好きで、それを再現するにはどうしたら良いか?をいつも考えているような子供でした。なので、自然と大きくなると力学系が好きになりました。

そういう関連では、この本が好きでした。
物の仕組みについて色々買いてあります。
中身はこんな感じ。
身近な子供の謎を解決してくれる本です。


あとは図鑑の類は大きいサイズも小さいサイズも結構揃えました。
図鑑が家にない人に理科が得意な人はいないです。
SAPIXのテキストで、植物や動物に変な名前がついているとき、その名前の由来や、他にどのような仲間がいるのか、似たものの違いをすぐ調べられるように。5年までの理科テキストに出てきた植物や動物は、全て図鑑でも調べてました。
6年になってからはそんな暇はなかったけど。
小さいサイズ(ネオポケットシリーズ)は載ってる量や応用記事が少ないけど、植物園や山登り、キャンプ、水族館、動物園、旅行、星空観察(遊びに行く場所も大事)なんかの際に持ち歩くのに非常に便利でした。子供も軽いから調べやすいみたいで、圧倒的に大きいのより、小さい方を使ってたなぁ。
大きいサイズの図鑑
(1番左のキン肉マン図鑑はパパの趣味のもので、関係ないです💧)


こちらは小さいサイズですが、付箋が凄い。

昔は調べたら付箋を貼ってました。それがこんだけ調べたぞ、みたいな達成感と自信になって行ったな。



全巻セット

あとは、水族館や動物園、花鳥園などに行った際にはお土産コーナーでぬいぐるみフィギュアを買って欲しいとねだられ、沢山買いましたね。主に鳥や魚、昆虫、恐竜など。
大人も、自分のカバンや時計、アクセサリーなど、自分の持ち物は何のブランドか、何色か、なんて名前のカバンか、分かりますよね。それと同じで、子供も自分の持っているぬいぐるみや、フィギュアの昆虫や鳥の名前、種類はすぐに覚えます。
私、虫とか好きじゃないので、このフィギュア、凄くリアルなんですが、床に落ちたフィギュアを踏んで、何度、悲鳴をあげたことかネガティブ
教育のためにカブトムシを幼虫から成虫になるまで飼ったこともあったな。私はキモくて無理なので、ほとんど夫と息子が世話していたけど💧
身近に昆虫がいると、夜行性だとか、冬にどんな姿か、何を食べるのか、どんな体の作りになっているのかを日々当たり前に観察できるので、昆虫の絵を描く問題とか楽勝だったようです。

筑駒、開成に合格された他の優秀ブロガーさんでも、一軒家の方はサピで習う植物を片っ端から庭に植えて、一年中、子供と観察されてる方もいましたね。
元々の子供の学力もあるんだろうけど、優秀なお子さんは、親の努力もやはり凄いな、凄まじいな、と思った記憶があります。

あとは、風呂にこんなポスターを貼ったりもしていたなー。風呂場に貼っておくと、あっという間に覚えてたな。
また、幼い頃、息子は医者になりたかったんですが、(いまは違う?)体の仕組みを知りたいと言うので、おじいちゃんが買ってくれた人体模型で遊んでいたり(夜見ると怖いので、目が合わないよう背中向けてた。笑)、人体絵本を読んだり、びょうきの本に興味を持って、毎日読んでいた時期がありました。

 この病気の本は絵本なのに、絵本とは思えないほど、内容が濃く、すごい細かくウイルスや病気について書いてあります。

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でも、息子はいも虫とかは怖がっていたし、植物にもあまり興味がなかったんです。

なので、季節の植物に興味を持って欲しくて、出来るだけ自宅には季節の花を置くようにしました。
こういったお花の定期便を利用したり、

ポストに届く、お花の定期便が便利。

ご近所の花屋や、スーパーで季節の花を買ったり、今ならユニクロ花屋とかも安くて便利ですよね。
一緒に歩いているとき、公園や歩道で花壇を見かけると、「この花はなんでしょう?」とクイズも良く出していました。

とにかく子供は出来るだけ本物を目の前で見るのが大事だなと。自宅の花瓶に本物の花が目の前に置かれていれば、さすがに無視できないですよね?自然と「あ、新しい花がきた!この花の名前は何?」と息子から聞いてくるし、においをかいだり、花の中をのぞいて、雌花と雄花の数を観察したり、枯れてきたら、茎をカットして、茎内部の様子を観察したりもしてました。

花粉の様子や、茎の中などの様子、花の表面の様子など、おじいちゃんからもらった、ハンディ顕微鏡で観察したり。面白いくらいに拡大されて、細部がよく見えます。

あとは、旅行や山登り、キャンプ、植物園、動物園、水族館に親子で行く際は、小さめのポケット図鑑を必ず持って行ってました。

また、夫側の田舎に遊びに行った時は、公園でいとこくんと昆虫採集したり、どんぐりを拾ったり葉っぱを沢山集めて遊んだり。
私の田舎に出かけた時は、山登りをしたり、犬や馬やロバ、ウサギなどの動物に餌をやったり、季節の果物狩りに行ったり、とにかく季節を感じる遊びを沢山しました。

ちなみに私、子供が産まれるまでキャンプとか虫とかテント泊とかほんと好きじゃなかったので、大学のサークル以外でキャンプには行ったことなかったんです。私の幼少期も両親はアウトドアとは無縁な家庭だったし、どうせ旅行に行くなら綺麗なホテルの清潔なベットが良いし、何で旅行に行って料理しなきゃならんのか、ホテルや旅館でのんびり美味しいもの食べたい、とずっと思ってました。

しかし、夫は子供の頃からキャンプをする家庭で育ち、昆虫博士で、そのおかげか理科が子供の頃から得意でした。
結局、夫は中学受験、教育にはノータッチでしたが、その話を聞いて、夫の幼少期を真似るべく、我が家は子供が幼稚園の頃から、子供の教育のために毎年キャンプに行くようにしました。
最初の数年、私はテントの寝心地が悪くて寝れなかったし、雨が降った時もテントに入ってくるんじゃないかと心配で眠れませんでしたよ。笑
でも、そんな地道な親の努力のおかげで息子の理科はどこの過去問でも無双できるようになりました。

まだ受験まで時間がある4年生以下のお子様がいる親御さんは、理科を伸ばしたいなら、とりあえずキャンプに連れて行くと良いですよ。自然界に興味を持てるきっかけ満載です。あとは、自然豊かな地方に遊びに行くと良いです。親の努力は子供のその後に影響するので、できる努力はしましょう。

キャンプでは、夜は星空をみて、川遊び魚を釣ったり、川の流れの速さの違い、上流や下流の違い、石の種類、大きな石や小さな石が川の中で転がる様子を観察があれば昆虫を捕まえたり火を燃やしてバーベキューするときは物が良く燃えるときの条件などを話したりしました。

理科は自然界のものをどれだけ知ってるかが出題されるだけなので、例えキャンプに行かなくても、都会にいてもお花見に出かけたり、菜の花畑ひまわり畑紅葉を見に出かけたり、遊びに行く場所も、水族館、動物園、植物園、科学館、石の標本博物館などに出かけたり。
学校帰りは外でダンゴムシを集めたり、落ち葉やどんぐり拾いをしたりして、出来るだけ自然に親しむ事がポイントになります。

学校帰り、ただの石ころを沢山集める子、ダンゴムシを沢山瓶に詰めて持ってくる子、カブトムシを飼いたがる子、ザリガニ釣りをしたがったり、蝉の抜け殻をたくさん拾って家に持って帰ってくる子など、幼児や小学生にとってはあるあると思いますが、汚い石や虫が嫌な親は拒絶しがちです。しかし、そういう些細な事の積み重ねが理科が得意になる種であり、きっかけになりますので、そのような可能性を潰さないように、親は暖かく見守ってあげる事です。