ADHDの子どもの授業参観:勉強はしている?! | 勝田香子のブログ♪

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ナレーターの勝田香子です!
383gで生まれた自由人の息子(小3)とどうやって稼いでくるのか謎の小劇場役者の夫をナレーターしながら育ててます。
気のむくままつづりますo(^-^)o

公式HP https://www.kyokokatsuta.com/

息子の学校公開が始まっています。

 

 

いつもはまるまる1週間でしたが、

今年度から、まだ新しいクラス・環境に慣れていない1学期は、

3日間だけに。

学校公開期間に、

知らないお母さんがたくさん見に来ることに、

不安を感じたり、

学校に行きたくなくなるという児童もいるので、

その配慮もあるようです。

 

さて、この二日間の我が子の様子はと言えば…

 

ADHD君のママさんたちが、よくSNSなどに

いろんなものが散らばってる様子をUPしてたりしまして、

おぉーなかなか大胆、と思っておりました。

我が子もこんな感じに常に何かを床に落としてますニコニコ

 

 

授業の様子など、まとめてみました。

 

①社会の時間(「私たちの○○」という地域の勉強)

・最強バトル系の本を読んでいる

・両生類図鑑を読んでいる

 

②クラスメイトに

「Kくん、いつもやってないよ。

 あ、図工はやってるか、算数もまあまあやってる」

と言われる。

 

➂道徳の時間

・すきあらば図鑑やポケモンのゲームの本を読もうとしている

・先生の話や友達の発表を聞かずに道徳の本を読んでいる

・グループワークはちょっとだけ参加

 

④音楽の時間

・歌の本を持っていない様子

・とりあえず歌は楽しそうに歌っている

 

過集中、というのがADHDの子どもの特徴ではあります。

自分の世界に没頭するのです。

そのうえで、

・自wpやらないと決めている

・人数が多いと、他人事のように感じるのではないか

・ワーキングメモリが低めなので、

 今何をするのか、何を求められているのか理解しきれていないのではないか

親の目から見てそのように見えました。

 

本人も、少人数の支援級の時間の方が、

一生懸命頑張れている実感はあるみたい。

もちろん、その時間は通常の授業とは違うことをしているので、

比較にはならないのですが、

特性に合わせた時間の方がより力を発揮できるのを感じます。

 

週に1度の支援級では、

一緒に学ぶ子に優しく接したりする余裕まであるのです。

 

となると、少人数のフリースクールにやはり心惹かれる私。

当の本人が学校楽しいと言ってるので結局は現状維持、

となるのですが、

学校公開があるたびに、私はフリースクールがよいのでは?という思いが

ムクムクムクムク湧いて出てきます。

 

支援級の先生や担任の先生と相談だなぁ。

 

発達をみてくれる病院も紹介状はもらっているので、

なかなか当たらない抽選にまたチャレンジしてみることにします。

 

一方で実は心配しているというよりは、

今の時代、何かに集中できることは強みでしかないなとも思うのです。

 

たぶん以前も書きましたが、

私自身、何をやってもそこそこで

何かに抜きんでていることが全くなく、

めちゃくちゃ苦労したわけです。

正直、我が子があの授業中という環境で

図鑑に没頭できることが羨ましくも感じられるくらい。

そして私が大人になって出会った素敵な人たちが、

実はADHDなんだ、と、

子どもの頃の落ち着きがなかったり、過集中だった、

という経験などを話してくれ、その話がまた素敵だったりする。

 

いい子ちゃんでいる必要はさらさらないと思っているのです。

だからこそ、豊かな才能を母としてどう見守り、

光らせてあげることができるのか、

環境づくり、とても大切だと思っています。