春のよう、でなく春なんだ。空気がおいしい。 | 勝田香子のブログ♪

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ナレーターの勝田香子です!
383gで生まれた自由人の息子(小3)とどうやって稼いでくるのか謎の小劇場役者の夫をナレーターしながら育ててます。
気のむくままつづりますo(^-^)o

公式HP https://www.kyokokatsuta.com/

東京は今日はひんやりでした。

日差しはやわらか。

寒いけどなんだか空気が違う。

春を感じる空気です。

なんで春を感じるんだろう、何が違うのかな、

と息を大きく吸い込んでみます。

さらに見渡すと…

そうか、草木が違うのね。

草や木、花が活動を始め、勢いが違う。

湿度や吸い込む空気の香りも漂っているからなんだな、と思いました。

少し歩くと、ほら。

 

 

 

 

若い葉が、春を待ちきれない、もう春だよ!

というようにいきいきと伸び始めています。

 

気がつけば木蓮も元気に咲いていました。

 

何を

なんだか私も春が待ち遠しくなりました。

いえ、もうすでに春なんだよ、ってことに気づかされました。

春みたい、から春へ。

 

もう一度空気を吸い込むとやっぱり美味しい。

生命のエネルギーを香りごと吸い込む、そんな感じです。

 

季節を感じる香りってありますよね。

わかりやすくいうと、たとえば秋は金木犀です。

春は…桜をはじめ、色とりどりの花々が季節を知らせてくれます。

春の香りといえば、私の場合は沈丁花の香り。

新学期、新年度を感じます。

幼い頃から、その後も、沈丁花の香りがしてくるとワクワク半分、切なさ半分なのです。

なぜって、新しいクラスや友だち、新学期の緊張を思い出すからです。

あぁ、前のクラスにはもう戻らないんだな、って思い返すからです。

 

新学期。

あのなんともいえない

「あのこと友だちになりたいな」

「話しかけようかな」

ドキドキドキドキ……

そんな緊張感を思い出す香りだったりします。

心臓がきゅっと緊張し、同時にワクワク楽しみな気持ちにもなる。

 

今は専門学校で先生もしていて、私の担当は1年生。

昨日まで高校生だったという生徒がほとんどです。

全国からやってきます。

留学生もいます。

ドキドキとワクワクをたくさん抱えた新入生に会えるのが

今からとても楽しみです。

 

春の香り、希望いっぱいの香りです。

たくさん吸い込んではじけさせよう。

私自身も挑戦をいっぱいしていきます!