ミュージカル『THE BODYGUARD』 | 勝田香子のブログ♪

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ナレーターの勝田香子です!
383gで生まれた自由人の息子(小3)とどうやって稼いでくるのか謎の小劇場役者の夫をナレーターしながら育ててます。
気のむくままつづりますo(^-^)o

公式HP https://www.kyokokatsuta.com/

 

ごく自然に、こんなに楽しそうに歌うんだ。 

 

今日はミュージカル“THE BODYGUARD”観劇。

ダブルキャストで、May.Jさんが主役の回でした。

いつも早々にチケットを取ってくださる方(ミュージカル部部長)がいて、

また大勢でしかも良席で観てきました。

14人と大勢なので、

どの席になるかトランプのようにシャッフルしてひきます。

なんと今回は、ミュージカル部部長の粋な計らいで

一部二部で席替えありでした。

誰の隣になるかわからないしなかなか楽しい。

私は一部は10列の22番というなんとどセンターでした。

最初から惹きつける演出、ショーの魅力…

話の展開の早さに一瞬置いて行かれそうになりながら、

May.JさんやAKANE LIVさんの歌声を存分に楽しみました。

 

二部は3列目の右側。

劇中にライブシーンがたくさんあるので、

コンサートを見ているような感覚です。

 

一部二部通して感じたのは、

May.Jさんがなんて楽しそうに歌うんだろうということです。

まるで「あ」と発したそばからそれが歌となるようなナチュラルさ。

あぁ、この人は歌うことが大好きなんだな、

と思いました。

 

お人形のような可愛らしい顔に、

歌を好きだというのが全身から伝わり、

さらに魅力が光ります。

 

“必死”とか“がむしゃらに”ではなく、

歌が好きで気づけばいっぱい練習しちゃう、

そんな感じに見えました。

こんな風な声で歌えたら、こんな表現で歌えたら素敵だろうな、

もっともっと…と。

 

本当のところは知りませんが、

そのひたむきな歌声や表情がとても素敵でした。

カーテンコールは歌とダンスのショーになっていて、

存分に楽しみました。

 

キャストの皆さんも魅力的な方ばかりで、

気づけばパンフレットを買ってました。

今日はMay.Jさんの初日、だったようです。

さらに驚いたのは出産後まだたった3か月だということ。

あのたまらなく魅力的な笑顔は、

出産という大きな山を乗り越えて、

日も浅いうちに稽古して大好きな舞台の本番に立つという、

働く女性にとっては夢のような出来事が持つパワーアップ

だったのかもしれません。

 

いずれにしても、まさに

「之を楽しむ者に如かず」

を肌で感じた時間でした。

私もナレーターとして、

あんな風に「あ」と口から出ただけでもう表現になるほど

自然でありたい。