お読みいただき、ありがとうございます。
今日は今一度ルーンリーディング(占い)とはどんなものか、説明したいとおもいます。
ルーン占いは、木片や石などに「ルーン文字」を刻んだもので行う占いです。
ルーン文字とは、現在の北ヨーロッパ、つまり北欧で古代ゲルマン人によって作られた文字です。
彼らに伝わる北欧神話の世界観から生まれたルーン文字は、その形に神話との深いつながりを表しています。
またその読み方は現代のアルファベットにも通じています。
その一文字一文字に意味があり、いにしえよりこれを用いて神々から神託を得ていたのです。
それは様々な占い方を加えたり、文字も一部変わったり増えたりしながら、現代に続いてきました。
ルーン文字24字とウイルド(ブランク)と呼ばれる無地をひとつ加えた、計25のルーンで占う方法が日本では多いようです。
それをオラクルカードのように、一個または数個引いて文字の意味などからイマジネーションを広げて占っていきます。
ではどうして「占い」ではなく、「リーディング」と言っているのか説明します。
占いには、その特性から大まかに分けると3種類に分けられます。
「命術」
生年月日や生まれた場所、時間から不変的な法則に則って占う。
「相術」
手相、風水、姓名診断など、物の形から占う。
「卜術(ぼくじゅつ)」
偶然の要素を使って占う。
ルーンは卜術にあたります。
占星術やその他の命術のように、データを利用して、結果が分かりやすい占いと違い、占いをする人の読み方がすべてです。
ある程度の決まりや物の意味はありますが、それ以外の感性を使うことの方が多いです。
なので、「占い」からもっと範囲を狭めて、「リーディング」としたわけです。
リーディングでは、「そうなのかしら?」と今まで思われなかった結果も出てくるかもしれません。
ですが、それは何か新しい解決の糸口になる可能性もあります。
自分の中にたくさんの選択肢や出会いがあることに気づいてもらえれば、と思います。
また、物事の決断に迷われた時も、力強く背中を押してくれるでしょう。
ルーンの世界観に触れてみませんか。