「もっと勉強しなきゃ……」
そう思って、
また新しい講座を探す。
またセールスの本を読む。
また「売れる人」の発信を見る。
そして、
知識はどんどん増えていく。
なのに、
なぜか売れない。
こんな人、
めちゃくちゃ多いです。
でも、ちょっと待って!
あなたに足りないのは、
知識じゃないかもしれない。
……というより、
もう十分、知ってる。
セールスの流れも知っている。
クロージングの方法も知っている。
お客様の悩みを聞くことも知っている。
SNSで何を発信すればいいか、も
だいたい分かっている。
なのに、
セールスになると、
急に自信がなくなる。
「この言い方で合ってるかな」
「もっと説明した方がいいかな」
「今の言葉、変じゃなかったかな」
「価格、高いと思われたかな」
頭の中が、
「正解探し」だらけになる。
そして、
目の前のお客様が見えなくなる。
これ、
すごくもったいない!!
セールスって、
正解を当てるゲームじゃないんです。
目の前にいる一人の人と、
ちゃんと向き合う時間です。
たとえば、セールス中にお客様が、
「すごく興味はあるんですけど、
わたしにできるか不安で……」
と言ったとする。
ここで、
「大丈夫です!
みなさん成果が出ていますよ!」
と、用意していた説明を
続けるのか。
それとも、一度立ち止まって、
「そうなんですね。
どんなところが不安ですか?」
と、相手の本音を聴くのか。
この差は大きい。
自分が売ることに夢中になると、
目の前の人が見えなくなる。
セールスで大切なのは、
うまい言葉で説得することじゃない。
相手が何に迷い、
何に不安を感じているのか。
そこに気づくこと。
だから、
「もっと上手に話そう」
とする前に、
もっと相手を見てほしい。
相手が話しているときは、
ちゃんと聴く。
相手が考えているときは、
待つ。
表情が変わったら、
気づく。
言葉の奥にある不安を、
受け取る。
「何を言えば申し込んでもらえる?」
ではなく、
「この人は、今どんな気持ちなんだろう?」
を見る。
だから、
「もっと勉強しなきゃ」
と焦っている人に、
わたしは言いたい。
いったん、
勉強を増やすのをやめてもいい。
次のセールスで
新しいテクニックを1つ増やすより、
相手の話を
いつもより少し長く聴いてみて。
相手が黙ったら、
すぐに言葉を足さずに待ってみて。
完璧な言葉を探さなくていい。
目の前の人を、ちゃんと見る。
それだけで、
セールスは変わります。
もちろん、
学ぶことは大事。
でも、
学んだことを全部
「正解」にしなくていい。
あなたには、
あなたにしか話せない経験がある。
あなたにしか分からない痛みがある。
あなたにしか出せない言葉がある。
あなたの声も、
表情も、
人柄も、
全部セールスの武器です。
だから、
「もっと足りないものを探さなきゃ」
と焦る前に、
今のあなたが持っているものを、
ちゃんと使ってみて。
セールスが上手な人は、
話がうまい人だけじゃない。
人をちゃんと見られる人。
自分が何を話すかより、
相手が何を感じているかを
大切にできる人。
そんな人は、
強い。
そして、
そんな人だからこそ、
「この人にお願いしたい」
「この人から買いたい」
と思ってもらえる。
もっと勉強する前に、
もっと「人」を見よう。
きょん![]()






