「流転の海」シリーズ・・・宮本輝 | きょんのたわごと

「流転の海」シリーズ・・・宮本輝

入院に向けて、今まで買った本に加え新たに買ったりしてるんだけど、宮本輝の「天の夜曲:流転の海 第四部」「花の回廊:流転の海 第五部」をどうしようかと迷っていました。


7、8年ほど前、宮本輝にはまっていて「流転の海」「地の星 流転の海:第二部」「血脈の火:流転の海 第三部」を一気に読んだんです。

当時はまだ第四部が出版されていなくて、気になりながらも他の作家の作品に気移りしちゃって、今までずっと読まずにいたんです。因みに1-3部は図書館で借りて読んだんです。

で、今回は新たに買うべきか?でもシリーズの途中から買うのって・・・・だったら1部から買い直すのか??? 図書館のHPで調べたら貸出中だったけど、入院までに返ってくればラッキーだし、それ以降でも母か相方に取りに行ってもらえばいいやと思ってネット予約しておきました。



そうそう、数ヶ月前に放送していた「秘密のケンミンSHOW 」のO山編では「図書館の来館者数・貸出冊数がダントツで全国1位」なんですって!質素倹約を旨としたO山藩の伝統らしい。

市内だけでも10の図書館があるって人口比にしたら多いと思う。ネット予約したら最寄りの図書館で受け取る事ができるし、何よりウチの事務所から徒歩2、3分の所にあるので、どうしても欲しい本や新刊以外は図書館で借りることが多いんです。

そんなこんなで結局一昨日図書からメールが着たので手に入りましたチョキ


「流転の海」・・・昼ドラになったら面白いだろうなぁ・・・なんて思っていたら1990年に森繁久彌主演でドラマ化されていたんですね。

宮本輝は「私たちが好きだったこと」と「ここに地終わり 海始まる」を戴いたのがきっかけで、他の作品はどうだろう?と本屋に行ったら表紙に父の亡き従弟が描いた絵が・・・。


タイトルは「青が散る」。



ちょうど小学生の頃、聖子ちゃんの主題歌でこの本が原作のドラマがあったんですよね。初回は見たけど私にはわからない世界だったので途中で見るのをやめた記憶が・・・・。それもあって買ってみました。

↑の表紙は新装版なので私が買ったのとは違ったはず。
他の作品にも彼の絵は使用されていて、それにつられて宮本輝にはまっていったんです。

久々の宮本輝の本、楽しみだ~音譜
そして頭の中は、「青が散る」を読むわけじゃないのに、聖子ちゃんの「蒼いフォトグラフ」がグルグル・・・。
実際車の中でも「ひっか~りとかげのなっかで~音譜」と大熱唱。