娘の就活中のいりこ家の合言葉は「絶対にコロナになるな」でした・・
まぁ、後々家族全員コロナになりましたが・・
娘は何万とある企業の中からどの業界にするか迷ってる感もありましたので、私は常に相談されていました。
対面のグループワークなどをすると、娘は第一印象で「笑顔が素敵で、人懐っこくて、営業に向きそう~」って99%他人様からは言われます。
キャリアセンターや就活ハローワークでも第一印象は同じ様に言われます。
ん、がしかし・・本当の娘は石橋を叩いても渡りません。用心深く、私が後ろからドロップキックをしないと1歩前に進まないくらい慎重派です。
本人も営業はノルマとかあったら潰れる・・絶対に無理と言っています。
私はずーーっと大学1回生の頃から娘には言っていましたが、銀行か国とかお堅い系の仕事が向いてると思うと。
すると、不思議な事に娘が数々の性格検査や適性検査を受けるとお堅い系が向いてるってデーターで出るんです。
娘は、銀行、国、国立医療、弁護士法人、インフラ業界にようやく絞りました。
まぁ、絞ったと言ってもだいぶ人より多いと思います。
ESを書くだけで毎日徹夜状態でした。
娘はESの通過率は良かったのですが、67社もエントリーすると「お祈りメール」と言うのをたくさん頂きました。
「お祈りメール」とは、関係各社からの次回選考へのご案内を見送るというメールです。
感謝と今後の検討を心よりお祈りされるのです。。
企業からたくさんお祈りされて、娘は「自分は神になったようだ」って
この時期限定で神になれます!就活生のみなさんは開き直ってください。
たくさんエントリーすると常に持ち駒があり、アイドルのようにスケジュールがパンパンになります。
ESと試験と性格検査の選考通過をすると、いよいよ面接です。
企業によって違いますが、1次面接⇒2次面接⇒(3次面接)⇒役員面接
1次、2次、(3次)はオンライン面接で最終の役員面接は対面という感じです。
この、オンライン面接で娘はつまづきました。。
身構えすぎてダメダメになるのです・・
対面では娘の良さが発揮できるのに、オンライン面接ではうまくアピールできないのです。。
娘は持ち駒はたくさんあったので、多い時は一日に3回オンライン面接をしていました。
んが、面接をするたびにどんどん暗い表情になってくるのです。。
精神的に病むんじゃないかと心配になりました。
私は娘がオンライン面接中にどんな受け答えをしているのか娘の部屋の扉に張り付き、聞き耳を立て聞いてみました。
なんじゃこりゃーーっていうくらいド下手でした。。
面接官とのコミュニケーションがぎこちなくて伝わってない・・。
娘は就活ハローワークやキャリアセンターにも面接対策や添削指導もほぼ毎日通っていました。
プロの指導を受けていましたが、どうも私には報告書を言ってるだけに聞こえる・・
確かにプロ仕様は完璧だけど、隙が無さ過ぎてつまらない。
それから毎日毎日、母と子で面接の練習です。
ガクチカも何度も何度も書き直したり、言い方も相手が質問しやすいように「間」を入れたり、自分の言葉で熱意を伝えられるようにあきるほどに娘が納得できるまで練習相手をしました。
1対1のオンライン面接だと自分がわからなくなるのです。
オンライングループ面接で人と比べたり参考にしたりするのは必要です。
面接を受けるようになってから聞き耳作戦をしていると、色んな面接官がいるな~と思いました。
第1次は優しいです。中小企業の面接官はいきなり深堀りしてきたりしますが、意外と大企業の方が言葉に耳を傾けて、ダメダメでも良い所を拾ってなんなら代わりにしゃべって完結してくれたりします。
第2次になると大企業も深堀りしてくるので準備が必要です。
「逆質問」は大切なようです。逆質問をしないと落ちる確率高いです。
いつの時代も面接はコミュニケーション力なのでうまく言えなくても最後は熱意と笑顔と「慣れ」でなんとかなると思いますが、3~5月はほんとに苦しかったです。
更に緊急事態宣言で面接が保留になり、内定0のままで進みました。