眠くて眠くて…何度も目覚めてはいましたが、
お昼前までグダグダ過ごしました。


軽い目眩と軽い頭痛。


身体はダルくて、ほぼ何もしていません。


夕方、祖母を呼ぶ小さな声が聞こえてきました。
祖母は耳が遠いので聞こえていません。


聞こえては消え…聞こえては消え…


雨が降っているのに、傘をさしている人もいない。
やっと人を見つけられましたが、雨で濡れた状態でした。


ご近所のおばあちゃん。


濡れたままだとダメなので、傘を持って行きました。
身体がダルいなんて言っていられません。


少し痴呆があるのを知っているので、
「〇〇だよ〜、なかなか気づかなくてごめんね。」
そう言って近づきました。


おばあちゃんは、私がまだ小さい頃の記憶のまま。


10〜15分ほどお喋りして、
「雨だから帰ろうね。」となりました。


「〇〇ちゃんは、お父さんに似て優しいね〜。
         〇〇ちゃんと話して、もう思い残すことないわ。」


思い残すことはないと、少し寂しい言葉を聞きました。


おばあちゃんは、毎日が怖い…不安…寂しい…と、
お喋りしていると涙を流していました。


こんな私でも、おばあちゃんとお喋りして、
おばあちゃんに少しでも安らぎを与えてあげられるのか?
もしそうなら、もう少し頻繁にお喋りしようか?


このやり取りで、私の方が穏やかになれたような…


仕事にするのは難しいかもしれないけれど、
不安や寂しさを感じている方と接する機会を探そうかな?
そう感じさせてくれる時間を過ごしました。