静岡市の複数の部署で 不適切な事務処理が発覚

    難波市長「 漫然と過去のやり方を踏襲している 」 

          2024年5月25日    LOOK 静岡朝日テレビ

    静岡市の複数の部署で 法令の誤った解釈などによる、不適切な事務処理が4件確認されました。 

市によりますと、高齢者福祉課では 2022年の台風15号で、被災した施設1軒の算定を誤まり、

国の補助の対象外と判断しました。このため 市が独自に 648万円2000円を補助するということです。  また 児童生徒支援課では、特例で 10人の児童が遠距離通学費の補助の対象になると 学校に連絡

したものの、特例を認める事務手続きが取られていなかったため補助が認められず、定期の払い戻し

手数料など 2万8000円余りを 市が賠償するということです。

 この他にも 2件で不適切な処理がありました。

 

 難波市長は 組織風土に問題があると指摘しました。

 静岡市 難波喬司市長

  「 漫然と過去のやり方を踏襲してやる。おかしいと思っても まあいいかと 蓋をして そのまま

   進めるというのも ひとつだと思う。そのあたりを変えていかないと 同じ事故というか 事務上の

  不適切事案が これからも発生し続けていくと思う 」

 

 市は、2024年6月補正予算案に支出予算を計上するなどの対応をとるということです。