市町村の財政状況について - 岡山県ホームページ(市町村課)

 

●実質赤字比率

   地方公共団体の最も主要な会計である「一般会計」等に生じている赤字の大きさを、

    その地方公共団体の財政規模に対する割合で表したものです。

実質赤字比率は一般会等の実質赤字額を標準財政規模で割ったもの。一般会計等の赤字額:一般会計及び特別会計のうち普通会計に相当する会計における実質赤字の額、実質赤字の額:繰り上げ重要額+(支払繰延額+事業繰越額)

 

●連結実質赤字比率

  公立病院や下水道など公営企業を含む「地方公共団体の全会計」に生じている赤字の大きさを、

   財政規模に対する割合で表したものです。

連結実質赤字比率は、連結実質赤字額を標準政規模で割ったもの。一般会計及び公営企業(地方公営企業法適用企業・非適用企業)以外の特別会計のうち、実質赤字を生じた会計の実質赤字の合計+公営企業」の特別会計のうち、資金の不足額の合計額:一般会計及び公営企業以外の特別会計のうち、実質黒字を生じた会計の実質黒字の合計額+公営企業の特別会計のうち、資金の余剰額を生じた会計の資金の余剰額の合計額

 
 

 

    岡山県内の市町村には、 

     実質赤字比率 および 連結実質赤字比率は計上されていない。

 

 

     Ⅰ.健全化判断比率の状況 - 総務省

 

 

  実質収支比率

       標準財政規模に対する実質収支額の割合を示す。

             正数の場合は黒字、負数の場合は赤字。 

 

    実質収支比率 = ( 実質収支額 / 標準財政規模 ) × 100(%)

 

          実質収支:歳入歳出の差引額(形式収支)から翌年度に繰り越すべき財源を

        差し引いた収支。 

         実質収支 = 形式収支 - 翌年度に繰り越すべき財源

 

      標準財政規模: 標準的な状態で 通常収入が見込まれる一般財源の総量(規模)。

                       地方公共団体が 通常水準の行政サービスを提供する上で必要な一 般財源の目安

                       となる数値で、財政分析や財政運営の指標算出のためなど に用いる。  

         標準財政規模 =( 基準財政収入額-地方譲与税-交通安全対策特別交付金

                   -児童手当特例交付金 )×100÷75 

                +地方譲与税+交通安全対策特別交付金+児童 手当特例交付金

                +普通交付税標準税収入額

          基準財政収入額: 普通地方交付税の算定上、地方公共団体の財政力を合理的

              に測定するために、標準的な状態において 徴収が見込まれる税収入等

              を一定の方法によって算定した額。

              (収入実績でなく、客観的なあるべき一般財源収入額を意味する。)