中国地方の新型コロナウイルス感染者の総数は 2020年3月に 山口県下関市で初めて確認
されて以降、今月8日発表分までの約3年2カ月で、193万9475人に上った。
5類移行の節目となる同日までの時点で、中国地方のおよそ4人に1人が感染を経験。
感染後に亡くなった人は 計3560人に及んだ。
感染者の県別は 広島が最多の 81万4349人。岡山 49万4212人 ▽山口 31万7026人
▽島根 16万9917人 ▽鳥取 14万3971人 ― と続いた。
1人の複数回感染など考慮せず 3月1日時点の5県の推計人口で割ると、27・3%の人が感染
した計算になる。
20年末までは 5県で計約5600人、21年末までは 計約4万7千人だったが、22年に感染力の
強いオミクロン株が主流となり急拡大。22年の1年間で 全体の78・5%の計約152万人が感染した。