EU「原発はグリーン」にオーストリアが異議 欧州司法裁に提訴
2022/10/8 毎日新聞
原子力発電と天然ガスを「環境に配慮した投資先」と認定する欧州連合(EU)欧州委員会
の提案をめぐり、オーストリアは 7日、異議があるとして欧州司法裁判所に提訴した。
地元メディアが伝えた。
EUの行政執行機関にあたる欧州委は 2月、環境に配慮した持続可能な経済活動を定義する
「タクソノミー規則」で、原発と天然ガスを「環境に配慮した投資先」のリストに加えること
を提案した。 欧州議会も 7月に提案への反対決議案を否決し、提案を事実上承認した。
ただ、放射性廃棄物を出す原発や、石炭よりは少ないものの温室効果ガスを排出する天然ガス
が 環境保護に資するとすることに、一部加盟国から「 原発は『グリーン』でも『持続可能』
でもない 」(オーストリアのネハンマー首相)などと批判が出ていた。
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