看護婦さんに
「これだけ出ていれば、赤ちゃんも喜ぶねっ!」
と、言っていただける程になっていた。
それしか、わたしが今赤ちゃんに出来ることはないから。
少し痛くても、下を向きすぎて肩がカチコチになっても、搾乳っ!搾乳っ!
周りのお母さん達も、いつからか、わたしの赤ちゃんがここの産科には居ないとわかっていたようで、色々な話をしてくれたり、赤ちゃんを抱っこさせてくれたりと、とても優しく接してくださって。
そんな入院生活に慣れてきたころ。
病室の隣に誰か来た!
看護婦さんの声と、もう一人声がする。
初めてのお隣さんだっ!。
看護婦さんから
「今日からお隣の方入りますね」
と、言われ
「あっ、わかりました。」
と、言ったけれど……
何だか……様子がおかしい……
ご挨拶をしようかな?と思ったけれど、とても静か……
仕切りがあるから、全く姿が見えないけれど。
あれっ?
泣いてるの?
お隣さん、泣いてる?
やっぱり、泣いてる……。
わたしは、赤ちゃんの事があって泣いてたけど、嬉し涙もあるもんね……
暫く、ゆっくりしたいよね……産後は。
食事の時にでも、ご挨拶しよう。
と、思ったとき。
「こんにちは……ご挨拶できずにすみません……」
「こちらこそ、ご挨拶しなくてごめんなさい……」
泣いてる……
やっぱり、泣いてる……
「実は赤ちゃんが医療センターに搬送されることになって………………」
泣きながらも事情を説明してくれました。
わかる……。わかる……。わかる……。
お隣さんの気持ち、わたしもわかります。
涙が止まらないのもわかります……。
「あの!わたしも実は同じで……赤ちゃんが……」
「あっ、先程、看護婦さんに聞きましたよ……詳しい事情は勿論きいてないけれど……」
えっ!知ってたのー!!!💦
それから、お隣さんとわたしは昔からの友達のように。
話をしては、涙して……
話をしては、また泣いて……
けれど、時間が経つにつれて、笑う事も増えてきて…
「ねぇ!聞いて聞いて!体重が出産前より3kg増えてたー!💦」
と、お隣さん。
「嘘でしょー!わたしは10kg減ってたよー!」
「なにそれー!ズルくないー?」
「はははー(笑)」
看護婦さんに
「今日も元気そうですねっ!」
と、言われるくらいに……
話をしているうちに……
お隣さんは、母親学級の時にわたしを見たとの事…
旦那さまと、
「若いね、あの人」
と、話をして印象に残っていたとの事…
そして
「ピンクの運動着で来てたよねっ!」
と…
「せめて、ジャージって言ってよ(笑)」
と……
あーぁ、やっぱり、見られてたな………💦
つづきます…