今日もスポーツ
Amebaでブログを始めよう!

日本代表の4年間

W杯ドイツ大会の日本代表メンバー発表まで1ヶ月を切りいよいよ、っていう時期なのになんだか自分の気持ちが盛上がらないし、おそらく世間的にもいまいち盛り上りに欠けているような気がする。

なんだか今のところ、今大会はオリンピックなんかのように、知らない選手でもとりあえず日本の代表選手だったら応援でき、それなりに盛り上がれるっていう程度のモチベーションしか自分の中で見い出すことができない、もちろんサッカー日本代表の選手は全員知ってはいるけれど。
その理由を自分なりに無理矢理考えたところ、なんといってもメンバーが前大会から4年たってもあまり変わっていない。
その、"変わらない" ということが悪いのではなく、変わらないメンバーの質がパッとしないどころかヨーロッパのベンチをあたためてばっかで調子の善し悪しすらわからない状態なんかが要因で自分のw杯に対する日本の興味が薄れてきているところが問題だ。

おそらくあまりJリーグの選手を信用していないジーコは、その "変わらない" メンバーである、中田・稲本・小野(今はJ)・高原などを中心としたいわゆるヨーロッパベンチ組を核にメンバー構成し、残りのポジションにJの選手を当て込むっていうやり方だろう。下手すりゃ、はるばるスペインまで行ってベンチをあたため続けている大久保だって代表入りするかも知れない。
親善試合などで、いわゆるヨーロッパ組がいない時さすがにジーコは、巻・佐藤寿人や長谷部などの新しい選手を試した。そして彼らはそれなりの活躍をし、もちろんJリーグでも結果を残しているけれど、それでもヨーロッパのベンチウォーマー組よりも評価は低いんだろう。
こうなると、ジーコのヨーロッパ組に対する評価は、個々の選手の見極めを超え信仰に近いものになっている。昔の日本人の舶来品に対する無条件評価のようにジーコにとってはヨーロッパ組が "ありがたい" のだ。

ということでジーコは "田舎者" ということになってしまい、そこんとこで前監督のトルシエのほうが優れていたということになる。
トルシエにとってはヨーロッパリーグとかJリーグとかそんなもん関係なっかったしどうでもよかった。ただ自分のやりたいサッカーをするためにそれを遂行できる選手を純粋に選んでいただけの信念を持った優秀な監督だった。
私個人的にも、結局4年かけて何やってたんだっていうジーコよりも、団体競技なのに中途半端な技や力で個人を主張しようとする一部の選手のエゴを無理矢理にでも突破らおうとし、戦う "集団" にしようと顔を真っ赤にして最後まで真剣に戦ったトルシエのほうが好きに決まっている。

今さらだけれど、なぜトルシエの次の監督にブラジル人のジーコにしたんだろう?
二流のブラジル人監督っていうパターンって、 必然的に個ではなく組織力で勝負することを余儀無くされる日本にとっては普通に考えれば合わないと思うし実際、今の日本代表って一体何なんだろう?
そろそろ日本のサッカーの "アイデンティティー" みたいなものを長期的な目で見い出していかないと、トルシエ→ジーコみたいな首を傾げるような引き継ぎになってしまい、後々この4年間を "失われた4年" なんて言われかねなくなってしまう。
その点では、WBCを見てもわかるように日本サッカーよりも歴史の深い日本野球に目を向ければ、勝つための何らかの道はみえてくるかもしれない。



お手数ですが、よければクリックお願いします→ランクバナ-

バレンタインの頭ん中

ペナントレースが始まって間もないこの時期に、なぜか千葉ロッテ監督バレンタインの思惑について書いてみたい。

バレンタインもちろん、言うまでもなく千葉ロッテは昨年バレンタインのもと、ペナントレース、交流戦、日本シリーズそして去年初開催となったアジアシリーズなどの取れるタイトルは全て取り、完全制覇で年を終えた。
そして、当然球団側とバレンタインは新たに契約延長の交渉を行ない、一説には3年12億をバレンタインが蹴り15億を要求なんていう話があるが、ホントのところは分からない。
でもおそらく少なくとも、3年で10億以上の契約なのは間違いなく、どんなに人気監督や名監督と呼ばれる人でも1年1億が今までの上限だった日本球界では破格中の破格だ。
この契約金はいくらなんでも高すぎると思ったのは、少なくとも私だけではないと思うけれど、逆にバレンタインの立場から何故こんな高額の年俸を要求したかを考えると何か見えてくるかもしれない。

バレンタインは2004年より9年ぶりに、低迷するロッテの指揮をとりわずか2年でチームを初代アジアチャンピオンにまで導いた。
そして、昨年だけでなくこの先もロッテを常勝チームへと作り上げて行こうという決意もあってのこの契約なんだろうけど、それとは別に彼の中には1チームの監督としてではなく、日本球界もっといえば世界の野球に対する野望を持っていて、どうやら大マジらしい。

それは、簡単にいうとMLBのチャンピオンチームとNPBのチャンピオンチームによる真のワールドシリーズを行なうということで、彼いわく "リアルワールドシリーズ" という名称で、開催場所は日本とアメリカのほぼ中間に位置するハワイがいいんじゃないか、というくらいイメージは具体化されている。
そして私自身この構想には大賛成でそれは以前このブログで書いた "プロ野球の未来はヒカリ輝く" を読み返してもらえれば一目瞭然だと思う。
今年から始まったWBCが国別対抗戦のワールドカップならクラブチーム世界一を決める大会も当然そろそろ始めてもいいんじゃないでしょうか。

バレンタイン2もちろんそれには改善・改革すべき点はいくつかあり、日本球界側が一刻も早く改革すべきことは、以前にも書いたがやはり外国人枠解放の問題だ。未だに日本球界を仕切っている人達には "外国人=助っ人" みたいな感覚があるみたいで、しかしそれは現実的にここ何年間かの日本人のレベルをみれば、すでにMLBの一線で活躍している選手にしか当てはまらないだろう。
このまま日本人と少々の外国人で構成された状態のリーグでやっていれば、いわゆる "リアルワールドシリーズ" の実現はリアルではないし、この先もアメリカ人などからみればただのマイナーなリーグにしかみえないだろう。
ということで、以前のブログで書いたように、アジアやオセアニア圏の選手の外人枠撤廃が最善なんじゃないかと思う。そして "西のMLB・東のNPB" という世界ニ大リーグを目指せばいい。

よく、野球好き芸能人なんかが、日本シリーズ優勝チームにはMLBプレーオフのトーナメントに参加できるようにするべきだ~ なんて言っているが全く理解できない。
日本一のチームがアメリカのリーグのプレーオフの一回戦に参加してなにが嬉しいんだろう。日本一のチーム=アメリカリーグのプレーオフ一回戦からっていうレッテル貼ってなにが嬉しいんだろう。
こんなこと、向こうから打診されてもムカッとするのが健全なんじゃないの?
日本は、プエルトリコやドミニカなどの国々とは違って、立派に独立そして自立した "プロ" 野球リーグが70年も続いている。1億円以上稼いでいる選手もゴロゴロいるし極端なことをいえば、MLBがあろうとなかろうと、喜ぼうと怒ろうとそんなことは知ったこっちゃない。
だからこそ、NPBの "質" 次第でMLBと肩を並べ世界ニ大リーグとしてやっていく可能性は十分あり得るのに、相変わらずアメリカに支配されたい願望が強い奴が多いな~。

バレンタイン3関西にこれといったゆかりもないのに熱狂的な阪神ファンみたいなのはだいたいマゾっけが強く、アメリカや巨人といった力の象徴みたいなものに執着したがる。
逆にいうと、これらが存在するからこそ弱い自分が存在し得るということで、そういうM系阪神ファンにとっては、巨人やアメリカが強くないと自分達の存在意義がなくなってしまうということになる。
こういう奴らの口からでてくる言葉は、"巨人が強くないとプロ野球はおもしろくない" や、さっき書いたように "日本一のチームはMLBに参加させて欲しい" みたいな極めて依存的で非発展的で非自立的なことばっかだ。
彼らは野球のことや日本のプロ野球界のことなんか実は何も考えていない。
自分の依存先をタダ探しているだけなんで彼らの野球の話をあまり真剣に聞かないほうがいい。

やはりバレンタインの思い描く "リアルワールドシリーズ" は自分だけじゃないんだという勇気をもらったし、夢という絶望から抜けだせる現実を少し描けたような気がした。
いいんじゃないの、こんだけ金貰っても。彼はアタックする人だし立派な野球の支配者だし・・・
ただ、こういうことを日本人の口から聞きたかった気も少しするのが本心かも。



お手数ですが、よければクリックお願いします→ランクバナ-

混戦模様のセントラル

神宮球場
いよいよセリーグも開幕し、本格的な野球シーズンが到来した。
今年はWBC直後の開幕で、なんとなくドタバタで始まったということで、スポーツニュースなどでも各球団の情報や毎年恒例の順位予想もあまり目にすることはなかった。なので自分なりに、情報も薄いなりに予想してみたいと思う。

なんといっても今年は、パリーグよりもセリーグの順位予想の検討がつきにくくおもしろい。
先日の東京ヤクルトー阪神の開幕戦を見に行った時の印象では、戦力的には阪神はまず去年と同等もしくはちょっとダウンかな?って感じだ。藤川と久保田が去年のような働きをするのは難しいような気がするしベテランの多い現状維持のメンバーにそろそろガタがきような予感が・・・

対した東京ヤクルトは古田が兼任監督になったり地域密着をはかりチーム名に "東京" を入れたりといろいろ話題に欠かなかったが、それに負けないくらい新鮮な印象かつ充実した顔ぶれだった。
チーム全体のバランスをみると、ベテランの宮本や高津そしてもちろん古田、若手の青木・川島に中堅どころではピッチャーを中心に藤井・石川・五十嵐そして岩村、その上なんといってもクリーンアップを打つリグス・ラミレス・ラロッカの外国人が実績十分。他にも武内や宮出なんかも楽しみだしこのメンバーをザッと眺めただけで、思わずヤクルトファンになりそうになってしまうぐらいおもしろい。

ヤクルトが今年のイチ押しならニ押しは間違いなく横浜でしょう。
メンバー自体、阪神同様代わりばえはしないけれど、個人的にも好みの選手である多村・金城・村田などが今年は、かなりアブラがのりきっている状態で、ケガなく3人とも働けば優勝とまではいかなくても争えるポジションではあると思う。でもやっぱ投手が弱いかな?あと外国人も欲しい。

一番難しいのが巨人で、強いのか弱いのかわからないな~。
清原・元木・後藤のチンピラ組が消えてやっと巨人を素直に見る気にはなったけど、つかみ所がないな~。でも原監督が自分の思う通りに采配しやすいチームになったのは確かだと思う。
イメージでは全体的に小粒になった印象だったけどよくよくメンバーをみると、高橋由・イスンヨプ・小久保といった中軸は揃ってるし二岡・清水・阿部・仁志などのイイ選手も大きなケガなく開幕を迎えた。どうみても小粒じゃないし、それどころか他球団と比べても大粒のほうかもしれない。
投手力では5年で57勝の勝星を誇るパウエルを獲得したことと、オープン戦を見る限り野間口・内海の若手二人がかなり成長して1年間通じて使えそうなのを考えれば去年よりも戦力は確実に上がっている。こうみると巨人も充分、優勝に絡む力はありそう。

wbcあと、私的にどうも中日と広島の影が薄い。
広島は他球団と比べて戦力的に厳しいのはやはり否めないのでは・・栗原のブレイクに期待!
最後、中日なんですが優勝する力はやっぱり充分ある。
井端・荒木の二遊間はやっぱウマいし見ていて楽しい。欲を言えばこの二人のユニフォームのズボンの着こなしをどうにかして欲しいけれども・・・打線もウッズ・福留・アレックスなど中軸はしっかりしているしまだまだ立浪も健在だし。
このチームのキーになるのはどちらかというと野手ではなく投手で、ドミンゴ・マルチネスの両ドミニカンがどこまで抑えるかが最終的な順位に大きく影響するだろう。
落合監督はこの二人をきっちりローテーションピッチャーとして計算しているだろうし。

こうやって1チームずつピックアップして考えてみると、セリーグは各々がおもしろいチームになってきているし、高い位置での混戦状態になってくると思う。一応、無駄な順位予想をすると、1位/東京ヤクルト 2位/横浜 3位/巨人 4位/阪神 5位/中日 6位/広島 にしておきます。ちなみに6位の広島以外は全く自身ナシ。
まっ、今年は特にしばらくは順位のことよりもホントに野球というスポーツを見ることの楽しさをゆっくり味わいたい気分が続きそうだ。

ちなみに上の画像は開幕戦の神宮球場で展示されていた、ウワサのティファニー社製作のWBC優勝トロフィーです。




お手数ですが、よければクリックお願いします→ランクバナ-

祝!白鵬が大関へ

昨日、大阪での伝達式により正式に白鵬が大関に昇進した。

さすがに春場所での後半の優勝争いでの何番かは緊張からなのか、いつものおもいきりがなく動きが固いように見えた。
朝青龍との優勝決定戦でも自分の得意のカタチになったにも関わらず、豪快な下手投げにより優勝を逃してしまった。
この白鵬の負けは、若い力士の成長が著しいココ最近の状況で、横綱になってからまだ二場所連続して優勝を逃したことのない朝青龍の、今場所に賭ける意気込みというよりも危機感からくる "勝ちたい" というか "負けるわけにはいかない" という気持ちが、もう既に大関昇進が決まってしまった状態で決定戦をむかえた白鵬の気持ちをあっさり上回ったんだろう。
既に、今現在のいわゆる "実力" というものでは、おそらく朝青龍と白鵬はほとんど互角といってもいいと思う。
そんな状況での、白鵬得意のカタチからの朝青龍の豪快な勝ちには、理屈を一瞬に吹き飛ばしてしまう横綱の "意地" を強烈に見せつけられた気がした。

白鵬について、のはずがついつい朝青龍について書いてしまった。
これで今認識できたが、やはり自分の中でこの春場所は朝青龍の強さを再認識するもので、当然朝青龍の場所だった。

今場所の白鵬の印象は、というと一言でいえば体がデカくなり、"風格" みたいなものも感じるようになった。
テレビ中継で、よく解説者などにより白鵬は大鵬に似てきたという内容のコメントを耳にするが、大鵬をリアルタイムで知らない自分にはピンとこない。
それどころか、今場所の白鵬はゆったりとした土俵さばきなどによる風格や、柔らかい筋肉の質や体の大きさなどが元横綱の貴ノ花とダブって仕方なかったんだけど・・・。
まぁ、誰に似ようがどうでもいいんだけど・・それよりも名力士になる最も大事なことは、一場所でも早く一歳でも若く横綱になることだと思う。
少しでも早く、優勝しなければいけない立場に立ちその使命を成し遂げていくことを重ねていくことにより、イイ力士ではなく "名力士" になるんだろう。



お手数ですが、よければクリックお願いします→ランクバナ-

王とイチローの "日本"

WBCに関しては前回で書くのはおしまいのつもりだったけど、王監督とイチローの2人について少し・・・

この二人には実は決定的な共通点がある。
一言でいえば、記憶よりも記録の選手ということだ。
そんなことはない、二人とも人気もあるんじゃないの?と言われるかもしれないが、王と長島・イチローと松井秀という比較対照が存在するいじょう、王とイチローは "記録のヒト" になる。善し悪しの問題ではなく。

王とイチローそして二人がそうなった原点もまた、似てなくもない。
王は高校時代、甲子園でエースそして4番として優勝しながらも国籍が中華民国(台湾)、要は中国人ということで静岡での国体には出場できなかった。
プロになってからは成績で長嶋に勝るもののやはり日本人は長嶋が好きだった。
そのことに王が外人であるということがどう影響していたかは分からないが、王は常に日本と自分の微妙な "距離" をいろんな場面で直面してきたに違いない。
そして今回その、"日本" から監督の要請がきた時、きっとそれは本人にしか分からないなんとも言えない気持ちになったんだろう。本人は日本の監督になったことについてのインタビューで、俺初めてなんだよ国の代表とかやるの・・・なんて感じで軽く言ってはいたけれど。
ホント、なんとも言えない気持ちだろうし、こういう立場の人は日本人以上に "日本" に重みを感じるものだと思う。

一方、イチローも日本の球界にコンプレックスを抱いたのは当然だ。
いくら、人並み外れたヒットの数や打率を残しても、テレビでは毎日巨人の選手がうつり、新聞の一面もこれまた巨人を中心としたセリーグネタ。
イチローがある時言った。これだけ打っても守っても客は入らない、自分の限界を感じたと。
もうこうなると日本球界に背を向けアメリカに行くしかないということになる。もちろんメジャーへの憧れもあったんだろうけど。 そしてイチローはアメリカで 自分だけを信じ、自分のためだけにプレーをし数々の記録をつくっていく。
しかし人間はそうそう自分のためだけにモチベーションを保てるものではなく、イチローも例外ではなかった。
で、当然バカではないイチローは次なるモチベーションを、"チーム" や "日本" に求めたしそれと同時に、海外生活の長さ故、必然的に日本や日本球界への思いを募らせていく。

この二人は、"日本" や "日本球界" に否応なく背を向けたり向けられたりしながらも、今回それらから始めて受け入れられたということになる。特にイチローにとっては選手として良いタイミングで。
イチローが王を絶対的に尊敬する背景には、同じ "におい" を感じる人が野球発祥の地で多くの人々に尊敬される偉大な名選手ということがあるんだろう。
イチローの唯一の教科書みたいな存在で、その王が監督を勤める今回の日本チームに煥発いれず参加表明をしたのは当然なんだ。

ということで、遠回りして "日本" を引き受けたこの二人が中心となったこのような今回のチームは、アテネの日本チームのような "純粋" よりもはるかにタフで強いということを証明することになったし人々の心に深く刻まれることにもなったんだろう。



お手数ですが、よければクリックお願いします→ランクバナ-

WBCまとめ

見事、日本の優勝で幕を閉じたWBC。

決勝ラウンド初戦のアメリカ戦では、大会前から懸念していた問題が、早々にあのあり得ない審判の判定というかたちで起こった。
ある程度この種のことを予想はしていたものの、その予想をはるかに超えた出来事に思わず苦笑いと空しさで、それまでの改めて何故こんな大会に参加してしまったんだろう、多くのヨーロッパの国のようにナゼ誘いを断らなかったんだろうという思いから一転、このアメリカによる金儲けと優越感に浸るためのうさん臭い大会を最後までとことん見てやろうじゃないかという気持ちになった。
ある種、普段の生活であまり自分の心の中で刺激されることの少ない "正義感" という部分を突かれたんだろう。
結局、この大会が日本で野球に興味のない人も巻込んで盛上がった発端は、この誰が見てもおかしい判定と生まれ変わったイチローの数々の熱い発言だった。
悪い言い方かもしれないがこの二つの "ワイドショー" 的なシンボリックな物事が入り口となり、多くの人々が野球という競技に感心を持ったことは、結果的に日本がWBCに参加してプラスに働いた点として意義はあったような気がする。

しかし、あらゆる人の思惑が外れ、日本においてはシナリオライターがいくら面白く書いても今回よりもおもしろくは書けないだろうという程、劇的な結果になった。
本当に人間の思い描くことなんて、このリアルな世界ではチッポケなものだと痛感したし、"現実" というものは一人一人の思惑が当然のごとく少しずつハズれズレていき、またそのズレが複雑に絡まりあい誰の手にも負えるものではなくなりそれが自然の猛威のように一人歩きしていく。
そしていつの時代にもそれにヒトは翻弄され、それを受け入れるので精一杯という具合だ。そしてそこにゴミのように残るのが人間のエゴイズムっていうことになる。
別にそれを否定するわけじゃないけれど、これからもヒトは懲りずに自らのエゴイズムに支配されるんだろう。

大げさな話になってしまったが、それ程人間のいろいろなドラマが凝縮され、それが分かりやすく表現された大会が第一回World Baseball Classicだった。



お手数ですが、よければクリックお願いします→ランクバナ-

WBCアメリカ戦は "誤審" か?

今日のアメリカ戦での三塁タッチアップでの審判の判定は、決して "誤審" ではない。

そもそもこの大会はどういう経緯で開催された大会かということを認識するべきだ。
まずこの大会はアメリカのリーグであるMLBという野球のリーグが100%主催しているもので、サッカーやラグビー、その他のスポーツのワールドカップとは根本的に全く違う。
アメリカラウンドと呼ばれるニ次予選で、日本が入った1組とそれ以降全ての準決勝・決勝はアメリカで行なわれ(ニ次予選2組はプエルトリコ)、審判もMLB傘下のマイナーリーグを含めれば、ほぼ全員がアメリカの野球リーグであるMLBから派遣されていて、その中の約3分の2がアメリカ人だ。
アメリカチームに絶対有利な条件が揃っているこの大会は結局、アメリカリーグMLBが新しい大会を勝手に "ワールドカップ" と称して日本やその他の国々に参加しろよ!と声をかけ、ノコノコと日本などが参加した "わーるどかっぷごっこ" に過ぎない。
そんなことは大会が始まる前から分かりきっていることで、このMLBのMLBによるアメリカとその属国のための大会にそれなりの覚悟をもって日本は参加したんじゃないのか!って言いたい。

今日のこの試合では5回まで3ー1で日本がリードしていた展開で、そろそろヤバいと思いはじめた普段マイナーリーグの審判であるバリバリの白人主審&二塁塁審コンビが、ピッチャー清水が球を投げる前にボールにツバをつける動作に対し突然明らかに高圧的な注意をし始め、おまけにボークを取った。
確かにマウンド上で球にツバをつける動作をボークにするのはルール上、仕方のないことだがそんなことが問題ではなく審判が清水に注意する際の態度、タイミングなどに悪意を感じたところにリアルな "怖さ" が見えたところに問題がある。

アメリカ小さな的に正確に球を投げわける繊細な仕事をしなければならないピッチャーにとって、フィールド上で絶対権力者である審判によるあの高圧的な態度はイジメにあっているのに近い感覚だろう。
この時点でこの大会がどういう大会かを再確認することができたのだが、まさかその後この白人コンビがあんな荒技をするとは・・・このタッチアップのプレーでのジャッジは今さらどうこう言うまでもないだろう。もう苦笑いしか出てこないし、ウケるしかない。これはもうコントの域だ。
まぁ、このゲームはこの白人審判にとってはアメリカが勝つという結果を前提で逆算してゲームを組み立てていたんだけれど、実際はあれよあれよというままアメリカにとっては微妙な勝負になっていき、審判がアメリカに手助けするチャンスもなかなか見出せないまま試合は後半に入ってあせり、その結果苦し紛れの荒技をやってのけちゃったって感じだろう。
やりすぎだ白人ド真ん中審判!。でもそんななか、3塁球審は終始冷静でいいジャッジをしていたが・・

なので、この問題のジャッジは "誤審" なんかではない。シナリオありきのゲームを作り上げるうえでの権力乱用だ。その程度のアメリカ人によるマイナーでうさん臭い大会を、日本人みずから "夢の野球ワールドカップ" なんて喜んでいうのはとりあえず控えたほうがいいし、うかつに "アメリカのやること" ="世界" という癖は直すべきだ。そんなことを言うのは "アメリカ"= "正義" だと本気で思っているクソ真面目なアメリカ白人だけで十分だろ!
この大会は"野球のない季節のアメリカからの贈り物" ぐらいに思っておけばイイ。

アメリカは "普通" に人付き合いすることの苦手な、ジャイアンだと思っておけばいいだろう。俺のモノは俺のモノ、お前のモノも俺のモノ。力を全面に出してその後に、俺の言うとうりにするのかしないのか、っていう付き合い方でそれ以外はない。
そんなジャイアンはスネ夫という日本が、のび太やしずかちゃんなんかと仲良くし出すと孤独で不安で仕方がなくなる。
だからそういう関係には敏感に割込んでくる悪い癖があるから気をつけたほうがいい。中南米やヨーロッパの国とは違い、毅然と関係を断る自立した野球文化は日本・韓国・台湾にはあるんだから。
この先のアジアの野球が発展していく上での、アメリカからの "孤独なチャチャ" にどう距離感を保つかというのは、きっとアジアの勇気にかかっているんだろう。




お手数ですが、よければクリックお願いします→ランクバナ-

WBC観戦記2(イチローはイチ?サン?)

よく解説者などが、WBCにおいてイチローは1番よりも3番を打ったほうが、1・2番が出塁した際にその確実性の高いバッティングで得点力はあがる、という種のコメントを耳にするが、個人的な希望では今のままアメリカラウンドでの試合でも1番がいい。
イチローの3番は利にかなっているかもしれないが、それは日本側の戦略上のことだけを考えた時、つまり自分達の中だけでの問題に限った場合でのことだ。当然試合には常に相手がいて、その相手が試合前スターティングラインナップを見た時、イチローが1番ではなく3番だったときどのような印象を受けるだろう?

イチローおそらく、アメリカでは最も1番バッターらしい1番バッターと認識されているイチローは、別の表現をすれば足が速く球を当てるのがうまくて実際、内野安打と盗塁の多い選手ということになり、マイナス面で言うと日本人がイチローに抱く印象よりも、はるかに非力でセンの細いイメージを抱いている。それは右のリアルなツクリが売りであるマクファーレン社のイチローフィギュアが、どう見積もっても実際の体よりも細すぎることでも垣間見える。
同社のフィギュアでイチローよりも細身のツクリをしたものは見たことがないし、イチローだけが圧倒的に細身に造られている(このように分かりやすいキャラクターだからこそ、実績だけではない人気もある)。これはもちろんこの会社が意図的にこのようにしたのではなく、造ったアメリカ人(←おそらく)の目にはイチローはこのように映っているということだ。

で、イチローに対しそのようなイメージを抱くアメリカなどが、イチロー3番の日本のラインナップを見た時に思うのが、おそらく "非力" や "安全" などの単語で、その上おまけに "選手層の薄さ" ということまでイメージするかもしれない。要するに怖くない。これは先日観戦した台湾戦で、阪神のレギュラーになるか微妙な存在であるリンが相手の4番だった際にも、台湾の選手をほとんど知らない私は、選手層薄いな~大したことないな~、と勝手に相手の戦力を計ってしまうのと似ている。
といっても、それでも別にいいじゃないか打線が機能して点数が取れれば、っていうこともいえるが1か3番どちらが正解かなんて結局のところ試合が終わるまで誰にも分からないんだから、こういう時には頭デッカチに理屈を並べてゴチャゴチャ考えて迷うよりも、自分たちが相手に与えるイメージ、それとプライドを優先させたほうがいい。
これはゲームが終わる前どころか始まる前に充分計算できる "確実" な武器なのだから。





お手数ですが、よければクリックお願いします→ランクバナ-



WBC観戦記1(台湾野球のゆくえ)

このブログ始まって以来、始めての観戦記はWBCのアジアラウンドの日本vs台湾ということになった。
しかしこういう大会の度にいつも思うのが、この国は一体 "ニホン" なのか "ジャパン" なのか、それとも "ニッポン" なのかどうなってんの?ということだ。
他国の人がどう呼ぼうが勝手だけど、自らが自国の名を呼ぶ時ぐらいは統一した呼名にできないものなんでしょうかね~。

東京ドーム本筋に戻します。
当初、韓国か台湾戦どちらに行くか迷っていたのですが予選突破のキーになる台湾戦という現実的な選択をすることになった。
結果は14対3という大差で日本が勝ち、結果だけみると問題なく完勝だけれど印象としては台湾の怠慢プレーにより日本がかなりの点数を向こうから、いただいたという感じだった。残念ながら勝ちゲームにもかかわらず、ここ数年の野球観戦で1・2を争うほど退屈な試合だった。
しかし、台湾にとってのキーになる試合であった韓国戦に初戦で惜しくも敗れ、モチベーションが低かったと見積もっても台湾の守備はひどかった。
球の追いかた、球ぎわの処理や判断、肩の強さ、などなど多岐にわたりイマイチでそれは阪神のホープでこの日、台湾のレフトを守っていた林威助(リン・ウェイツゥ)も例外ではなかった。もともとリンに関しては、阪神や日本での評価でもバッティングには何の問題もないけれど守備が・・・っていうのが大まかな評価だが、そんなにリンの守備に関して詳細を知らなかった私は妙にそれを実感したと同時に、リンだけでなく台湾選手の守備レベルの低さを痛感することとなった。

そういえば台湾プロ野球ではピッチャーは打ち取るよりも、三振を取らないとなかなか勝てないというのを以前聞いたのを思い出したんだけどこの言葉のとうり、体型や身体能力などで日本人とあまり差があるとは思えない台湾選手の野球での守備レベルがあまり高くないのは、守備に対する意識が低いんだろう。
日本人とそう変わらない体格なんだから、国際大会などで勝ち進んでいこうと思うのならば守備の意識を高めて点数を相手に与えない野球をしたほうがいい。
ちっちゃい体で筋肉質でもないんだから早く "マッチョ" な野球をやめないと、これ以上強くはなれないと思う。強くなるつもりがないのなら、それはそれでいいんだけれど。



お手数ですが、よければクリックお願いします→ランクバナ-

巨人の新エンブレム誕生!

巨人/新ロゴ読売ジャイアンツ(巨人) のエンブレムが新しくなった。
マスコットキャラクターのジャビットをメインにしていた前のものとはかなりイメチェンして、個人的にはかなりイイと思った。
なんだかよく分からないが、やたらマッチョな雰囲気をかもし出し何故かバットを4本も持っている。どう考えてもそのバットが小さすぎるではないか!いや、バットが小さいのではなくこの男がきっとデカいのだ。だって "ジャイアンツ" のエンブレムなのだから。

ということで、このエンブレムをわざわざイイといったのも、前エンブレム(下画像参照) やいくつかの球団の近ごろの現エンブレムにあまりイイと思うものがなかったからだ。・・・という以前に、プロ野球などのエンブレムに登場するチームのマスコットキャラクターがあまり好きではない。
同じく下の画像にあげたようなキャラクターなんだけど、どうも子供っぽいしターゲットも子供に絞ったものにしか思えない。なにもかわいいキャラを否定しているのではなく "かわいい" とはイコール "子供" ではないということだ。どうしても、ジャビットを含めこれらの比較的最近のキャラは大人の自分には受入れ難い。それは好き嫌いの問題ではなく、子供から大人・お年寄りまでが娯楽として、中には自分の人生そのものとして楽しんでいるプロ野球やJリーグの "顔" であるマスコットキャラクターは実は子供だけのものだはないと思っているからだ。端的に言うと、子供じみて面白くない。

ジャビット他 いわゆる "かわいい" とはそのどこかに "怖さ" や "危なさ" などが潜んでいるものだ。決してノーテンキに目をキラキラさせて笑っているのが "かわいい" ものだとは思わないし、これらの多くのプロ野球のマスコットなどのノー天気っぷりのほうが逆に何倍も怖い気がする。
子供から大人まで多くの人に親しまれている"キティーちゃん" なんかはすっかり見慣れてしまって感覚がマヒしてしまっていたが、冷静にみると真っ白なネコ型の顔に黒丸の目と丸鼻で口はナシ。かなりポーカーフェイスで見ようによっちゃ無気味にも見えるがやはり、多くの人が "かわいい" として受入れている。
大人の視点で "マスコットキャラクターは子供を喜ばせるもの" として、子供をターゲットにつくったノーテンキなキャラクターは実は誰のターゲットになってなかったりもする。子供の感性を大人の視点であまり決めつけないほうがいい。たかがマスコットキャラクター、されど・・・
結局答えは、大人の大人による大人のための "かわいい" キャラクターをつくればいいんだ。それを子供も "かわいい" と思うんだから。



お手数ですが、よければクリックお願いします→ランクバナ-