今夏も大阪の実家に帰省した。

茨城県から東名高速を使って12時間もかかった。いつもは6時間ぐらいなので、こんなに時間がかかったのは初めてだった。それほどひどい渋滞だった。

実家に着いた翌日。楽しみにしていた堺市にある西池に行った。年に一度しか行けないけれど、西池の大将は、覚えていてくれた。

この管理池の釣り場には、屋内スペースがあり、パラソルがなくても日陰で釣りが出来る。おまけに、大型扇風機を貸してくれるので、快適だ。

大阪の街中の管理は、底釣り専用池が多い。普段、浅棚、チョーチンと宙釣りしかやらないので、苦手な底釣りの勉強になる。

常連客は、10尺以下の竿で、両うどんで釣っているようだ。両うどんは茨城県では聞かない釣り方だ。

自賛した竿は11尺。エサも芯華と1:1マッシュだけなので、これらをブレンドして両ダンゴとした。撃ち始めは、さわりもない。これは当然とテンポよく打つ。しかし、キチンと底が取れているのか？不安がある。底釣りが苦手なのは、このキチンと底が取れているか？という点だ。

しかし、そのうちウキに動きが出始めた。ジャミ？アワセるアタリにはならない。

1時間ほど打って、初めてのアワセアタリ！よく引く。そう言えば、このところ海釣りばかりに行って、ヘラブナ釣りはひと月ぶりだ。ようやく浮いて来たのは、尺サイズ。普段よく行くさくら湖では40cmが平均なのでかわいいサイズだが、元気一杯だった。

10時過ぎまでにスレを除いて4枚。底釣りはスレが多い気がする。

10時半に食堂に行く。何せお昼頃は11時半までと聞いていたからだ。

西池の常連は、昼食を9時半から食べ始めるので、食堂は9時半から11時半までと大将に云われていた。私はほぼ本日食堂最終利用客となった。メニューが豊富で、目移りする。大阪の人は食にはうるさい。メニューが少なければ暴動が起こる😄

今日はカツ丼を頼んだ。

だしが効いていて、とても美味しかった。

早い昼食を終えて、後半戦。ウキの動きが良い。13時までに計10枚。

しかし、この時間から魚が水面近くに湧いて来てウキが馴染まない。

持参した大きい方のウキでやっているので、これ以上ウキを大きく出来ない。仕方なく湧いてない場所に打つとウキが馴染む。しかし、アタリをアワセるとスレばかりだ。

清遊湖でも経験したことがない湧き様だ。エサがなくなるまでと打ち続けて、14時過ぎにようやく上がりベラを釣ったので、納竿とした。

道具をきれいに洗って、多かっ扇風機の風で乾かして、一年ぶりの西池のヘラブナ釣りを終えた。

常連が両うどんの底釣りばかりなのは、この時期ダンゴ釣りをすると、今回の私のように、魚が沸いてどうしようもない状態になるからではないだろうか？次回までに両うどんを勉強しておく必要がありそうだ。

今年も大阪の堺市にある西池で底釣り