完璧な自分を追い求めて | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

エグゼクティブ・コーチ 和気香子

普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

こんにちは。
イキイキとした毎日を送るためのサポートをする月香です。

今週の週刊文春、中村うさぎのエッセイに良いことが書いてありました。

$生きづらさを感じているあなたのために

”「完璧な自分」という悪夢”というテーマでした。

自分に不足しているものがある。
それは美しさ、知性、お金、地位、名声だったり。
自分に欠けているものを手に入れて、もっと優れた人間にならなければ、自分には生きている価値がないように感じてしまう。

だから、それらを手に入れる。
でも、本当にはそんなことで自分の価値があるとは、心の中では信じていない。
本当に欲しいものは「完璧な自分」。
そして、そんなものは絶対に手に入らない。

他の人がOKと言ってくれていても、自分で自分にOKを出せない。
自己実現の病であり、自己否定の病である、と書いています。

誰よりも強く正しく美しく完璧な「幻想の自分」を追い求めて永遠に走り続け、疲れ果てて倒れてしまう、と。

そうなんですよね~。
「完璧な自分」の呪縛に捉われると辛いですよね。

で、今日、ふと思ったことがあるのです。
何故か、ある人から嫌われている、と感じたのです。
実際にどうかは分かりません。

でも、「嫌われている」状態ってラクな気がしました。
「好かれている」状態だと、常に「嫌われるんじゃないか」と不安を持ってしまうけれど、その不安からは解放されるのではないか、と。
こんなことを言うと顰蹙かもしれません。
「あまり嫌われたことが無いから言えるのよ!」と思われるかもしれません。

でも、「嫌われるんじゃないか」と思って顔色を窺いながら日々を送るよりも、「嫌われたっていいや」とノビノビと過ごす方が良いのだと思います。

私は「嫌われるんじゃないか」不安は持ってますが、顔色を窺いながら毎日を送るには我儘すぎるので、結果的には「嫌われたっていいや」という態度で生きているような気がします。

完璧で誰からも好かれる自分になりたい気持ちからはサヨナラしてみませんか?


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