マインドシェア | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

エグゼクティブ・コーチ 和気香子

普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

こんにちは。
イキイキとした毎日を送るためのサポートをする月香です。

東京は雨です。
昨日より少し涼しいような気がします。
日も短くなり、ちょっとずつ秋に近づいてますね。

生きづらさを感じているあなたのために

マーケティング用語で、”マインドシェア”というものがあります。

「マインドシェアとは、消費者の心(マインド)に占める企業ブランドや商品ブランドの占有率(シェア)のことをいいます。
いいかえれば、消費者の心理にある、自社ブランドが占める重要度ということができます。
たとえば、デジタル携帯音楽プレーヤーといえばアップルコンピュータのiPod(アイポッド)を思い浮かべる、という人は、その人にとってiPodがこのジャンルの製品を代表するものとして重要な位置を占めている、ということになります。」
(日本ブランド戦略研究所)

この場合は、モノやサービスのブランドが、人の心に占める占有率のことを指しています。
でも、モノやサービスだけではなくて、”人”についてもマインドシェアって言えるような気がします。

上記の定義通りにいくと、誰かが、”友達”という言葉から一番目に連想される人は、その誰かにとってのマインドシェアが高い、ということになります。

けれど、少し我流で解釈しちゃいます。

人の心は、色んなもので占められています。
仕事・趣味・他の人・心配事等々。
その大きさはマチマチだと思います。

そして、大きさだけが重要なのではなく、実は何層にもなっていて、深さが重要なのだと考えます。
地球が、地殻・上部マントル・下部マントル・外核・内核といった重層構造になっているように。
ちょっと調べちゃいました!

地球の構造について

私の場合だったら、やっぱり日々の時間を一番費やしている仕事が”地殻”の多くを占めていると思います。
上部マントルのシェアを一番占めているのが、山登りといったところでしょうか。
下部マントルが、カウンセリングや本・映画といった芸術関係のこと。
外核は、”人を助けたい”という気持ち。
内核が、大切な人たちのこと。

それぞれの層で一番大きなシェアを占めていると推測するものを挙げたので、単純化してますが、もっと複雑に絡み合っているとは思います。

奥の方にあるものは、日常生活の中で表立って表現することは少ないかもしれません。
でも、その代わり、ずっとずっと”そこに在ります”。

自分の心の”マインドシェア”はともかく、誰かの”マインドシェア”に自分が占める位置は気になりますよね。

誰かがどんな関係(仕事関係・何かの仲間・友達・家族etc.)によって、どんな位置を占めていたら嬉しいかというのは異なると思います。
例えば、仕事関係の人の内核の大きなシェアを占めていたら、ちょっと変な感じですし。
逆に、大切な人の心の地殻のほんの一部しか占めていなかったら、それは寂しいでしょう。

大切な人だったら、その心の大きなシェアを占められなくても良い。
点で良い、内核にあって欲しいなあ、なんて思います。


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