異次元の人 | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

エグゼクティブ・コーチ 和気香子

普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

こんにちは。
イキイキとした毎日を送るためのサポートをする月香です。

色んな人がいます。
年齢も性別も異なり、育った地域も異なる。
もちろん、育った家庭も違います。
兄弟姉妹でも、親の接し方は異なります。
結果、価値観、つまり、持っているリミッティング・ビリーフの組み合わせも強弱も違う。
パーソナリティも様々。

同じ事柄に直面しても、解釈・感じ方・判断・行動の組み合わせも違う。
そうすると、1人1人は、まるっきり別の世界に住んでいると言えるのではないでしょうか?

時々、全く理解できない思考や行動をする人がいます。
まるで、異次元の人みたいに感じられます。
でも、それは"私にとって"という意味で、向こうからすれば、私こそが異次元の人なのでしょう。

例えば、ビン・ラディンの殺害についても、アメリカの人達が歓喜の声をあげている気持ちにピンときません。
だったら、フセインを死刑にしたのは何だったのだろうと感じてしまいます。
自分の大切な人が被害にあったのならば、歓喜の声をあげるのかもしれません。
でも、大切な人は戻ってこないし。
なんて、考えてしまうわけです。

中々問題発言ですよね。
アメリカの人達には、理解できないでしょう。
アメリカでこんな発言をしたら、非国民だと言われてしまうかもしれません。

「あの時にあの場所にいたならば」と想像しようとしても、時間がこれだけ経ってしまった今、とても難しくなってしまいました。
同じように、10年経過すると、震災のことも遠い記憶でしかなくなってしまうのでしょうか?

時は色んなことを解決してくれる万能薬です。
でも、時間の流れも人によって違うのでしょう。

違う世界に異なる時の流れの中に住む人を理解し、共感しようとするためには、やはりその世界の住人にならなくてはいけないのかもしれません。

直接話せればまだ良いのですが、直接コミュニケーションを取れない場合には大変な想像力を必要とするんだなあ、とつくづく感じてしまいました。


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