「他人を喜ばせなければならない」 | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

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普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

こんにちは。
イキイキした毎日を送るサポートをする月香です。

こんなにもその日の気温を気にするのは、小学生の夏、「今日の体育の時間はプールになるかどうか」について気にした時以来です。
東京は暖かでしたが、東北の方も同じように暖かだったのでしょうか?

「他人を喜ばせなければならない」ドライバー。

・他の人を幸せにしなくてはならない。そうすれば、認めてもらえるし、誉めてもらえる
・私が成功したかどうかは他の人が判断することである。他の人がそう言わなければ、私は失敗したのである
・他の人の幸せは私自身の幸せより大切なことである
といった思い込みが「他人を喜ばせなければならない」ドライバーです。

喜ばせようと、常にご機嫌を取ろうとする行動を取り、周りの人が幸せで満足しているかいつも確認しようとします。
微笑みを浮かべ、友好的な表情をしています。
どんなことに関しても、他の人の同意を得るような質問します。
弁解がましく、何にでも謝り、時には無言の時間を埋めるためにすら謝ります。

良い点としては、人と仕事をするのが好きで、他の人に好かれることも多く、良い仲間になります。
また、共感しやすく、他の人のことを気遣います。

一方、他の人を心配しすぎで、どのように見られるかを気にしすぎます。
常に許可を求め、権限のあるポジションが苦手です。
頼まれたらイヤと言うことが出来ません。
自分が他の人を不快にさせているとい うような含みを持った批判には弱いです。
無視されると気に病み、気分を害します(でも、それを表すことは滅多にありません)。
他の”喜ばせたい人”とは、ハグしあったり、誉めあったりで雁字搦めになってしまいます。

このドライバーを持つ人とうまく付き合うためには、下記のような対応が考えられます。
・自分自身を喜ばせるのが他の人を喜ばせることであるのを教えること、つまり、彼らが幸せな時に幸せになってあげること
・落ち込んだり、失敗だと考えることなく、批判を受け入れるサポートをする
・他の人を喜ばせようとすることが、単なるおべっか遣いになっている場合には、そのことに気づいてもらう
・自分に満足し、自分を誉めるよう勧める
・”自分のためだけの時間”を作り、楽しむことを覚えてもらう

自分のことを書いているようで、ちょっと胸が痛かったです。
特に、仕事では、”人の許可を求め過ぎ”、”イヤと言うこと”が出来ません。
ある特定の事柄に対して批判をされると、全人格を否定され、この世の終わりのような気がしてしまいます。
こうやって書いていると”バッカみたい!”って思えるのですけどね~。

不思議なのは、このドライバーを持っているくせに、自分勝手で意外に他人に冷たいヤツなところです。
何なんでしょうね?


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