「急がなければならない」 | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

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普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

こんにちは。
イキイキした毎日を送るサポートをする月香です。

今日は、とうとう登ってしまいました。
自然からパワーを受けとりたくて。

登る途中で見つけた梅の木。
白梅のなかに紅梅が混じって咲いており、珍しくて思わずシャッターを押してしまいました。


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山頂からのショット。
やっぱり山はどんな山でもパワー・スポット。
元気をもらえました。
皆さんにも少しは伝わると良いな、と思います。


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さて、「急がなければならない」ドライバー。
・もっと早くしなければならない、どんなことをしていても満足できる早さでない
・するべきことが山盛りで、時間が足りない
と思ってしまうのが、このドライバーです。

熱意があり、行動的です。
多くのことを同時に進め、しかも、異なる種類の活動をうまく行えます。
時間に関わる言葉、"今"、"スケジュール"、"タイミングが良い"等をよく使います。
時間が足りないと不満を漏らし、早口でしょっちゅう時計を確認します。
常に急いでおり (机などを指で叩いたり、強いため息を吐く等の行動が見られます)、足止めを食うと怒り出したりします。

長所としては、仕事が早く、結果を出すことに集中できる点等です。

一方、"何もすることがない"とイライラします。
正確さより、スピードに優先順位を置いてしまいます。
沢山のことを抱えすぎて、文句を言う羽目になります。
まだ準備も整っていない他の人に対して、"すべきである"と喧嘩を吹っ掛けたりします。

このドライバーの持ち主と上手に付き合うためには、
・時間を使ってくれたことに感謝する
・彼らが行動する前に考える時間を持たせるようにする
・"何もしないでいること"ができるようにサポートする。
静かに座ってひとときを楽しむことを覚えてもらう。

そう言えば、こちらが取引先とのトラブルについて相談をすると、途中までしか聞かずに「よし、じゃあ、電話してやろう」と受話器を取り、最初のプッシュボタンを押してしまう上司がいました。
好きな上司で、仕事場が別々になった今でも連絡を取り合ってますが、当時は、「ちょっと待って下さい! ちゃんと最後まで聞いて下さい」が、私の口癖でした。

私も少し持っています。
待ち合わせに遅れるのがイヤで、とても早く着いたり。
今日の登山も予定の電車より30分も前に到着しました。
仕事も、早さ > 正確さです。

でも、相手が喋り終える前に立ち上がって行動しはじめる程ではありません。
それ位強く持っていれば、周りは振り回されるかもしれないけど、人を惹き付ける魅力になりますね。

誰もが5つのドライバーを持ち合わせており、強弱が異なるそうです。
適度な強さで、且つ「常にそうでなければならない」と思わないで済むのならば、どのドライバーも良いものなのですよね。

たまに完璧だったり、時に強かったり、必要な時だけ急ぎ、踏ん張り所でだけ一生懸命になれ、自然に人を喜ばせられる、そんな強弱で持ち合わせたいものですね。

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