昨夜は10時間も寝たのに、まだ眠い私です。
寒いから?
いやいや、春眠の春でも、猛暑の夏でも、食欲の秋でも、眠いことが良くあるので、過眠症かも!
これを書きながら、併行してAmazonをチェック、「4時間半熟睡法」なる本を注文してしまいました。
4時間半睡眠が実行できたとしても、お肌に悪いんじゃイヤですね。
その辺もちゃんと考慮しているかは、届いて読んでみなければ分かりませんなあ。
さて、24あるリミッティング・ビリーフ、残るは5つ。
今日は、「離れてはいけない」を取り上げます。
・親離れができない (私が離れると、お母さんが寂しさから病気になって死んでしまいそう)
・親離れが恐い
・一人暮らしができない
・用事が済んだらすぐに家に帰らないといけないと思ってしまう
・(旅行先などで) 親が一緒に居ないと不安になる
・(旅行先などで) 親が一緒に居ない時だけ自由に感じる
・離れると親に攻撃されそうで恐い
・摂食障害が治らない (私の病気が治ってしまうと、母親から離れなくてはならない)
等が症状です。
刷り込みの場面は、以下など。
・子どもの世話だけが生き甲斐で、子どもを手元こら離したくない母親から、「お前が居なくなるとお母さんは・・・」というようなメッセージを与えられてきた
・心配性で過保護、過干渉な親から、「私から離れると危険だよ」というメッセージを与えられてきた
摂食障害を治療しても中々治らない場合、"お母さんから離れるより病気の方がラク"だと思い込んでいることがあります。
今、拒食症や過食症などの摂食障害になる人は、増えていると言われてます。
日本での最近のきちんとしたデータは無いようですが、一説には女子高生の100人に4人が摂食障害であるそうです。
私も過食嘔吐という摂食障害を長く続けてましたが、きっと同じような人が他にも沢山居るんだろうな、と感じてました。ダイアナ妃もそうでしたし、最近ではフィギュア・スケートで華々しい活躍をされている鈴木明子さんもそうでした。
私は、「離れてはいけない」リミッティング・ビリーフは持ってないから、他のビリーフが原因でしょうし、上に挙げたお二人が「離れてはいけない」ビリーフをお持ちだったかは分かりません。
話がずれましたが、親から離れたい気持ちがあるのに、潜在的な思い込みが邪魔をして「離れられない」としたら、辛いですよね。
そんな時は思い込み、つまり、リミッティング・ビリーフをから自分を解放してあげると
楽になりますよ。
ところで、リミッティング・ビリーフは、幼い頃の親との関係によって刷り込まれるのですが、誤解しないで欲しい重要な点が一つあります。
ごくごく普通の家庭で愛情を受けて育っても、リミッティング・ビリーフはできるのです。
1 未だ充分に思考能力が備わっていない幼い子どもである
2 幼い子どもにとっては、親が自己の生存を左右する重要な、そして唯一といっても良い存在である
この二つの理由から、親のちょっとした行動に対して、過敏に反応し、また、誤った理解をしてしまうことがあるのです。
"たまたま親の機嫌が悪い" のを自分のせいであると思い込む
" いつもより忙しい親に構ってもらえなかった" から、愛されなくなったと思い込む
等。
私も散々自分のリミッティング・ビリーフについて書きましたが、特別酷い家庭に育った訳ではなく、ごく普通の家庭だったと思います。
クライアントでいらっしゃる方も、平均的な家庭に育たれた方が殆どです。
基本的には誰でも何らかのリミッティング・ビリーフを持っているのです。
それで、生きづらさ、目標達成ができないなどで悩んでいるかどうかが異なるだけです。
悩んでいないなら、放っておけば良いし、悩みが酷いようなら、セラピーを受ければ良いし。
長くなってしまいましたが、リミッティング・ビリーフを持っているから自分が欠陥家庭に育ったなどと思わないで欲しくてアツくなってじいました。
明日は、友達と巣鴨ツアーに行ってきます。