2009.05.27(水)| 仲山今日子アナのblog一覧≫

さて、ここで、間違い探しをしていただきましょう~!

 

お気づきですよね(^^;)?
後ろの数字が2008から2009に。
アフリカ開発会議から1年。

これを記念して、今年も、去年に引き続き、アフリカを知り、楽しむ祭典、アフリカンフェスタが赤レンガ周辺で行われたんです。
(ちなみに去年はこんな感じでした)
去年はただ単に参加者として、アフリカの音楽や食べ物を楽しんだのですが、今年は違います!!

 

私のアフリカ好きを知った横浜市の方からお話をいただき、メインステージでの中田宏横浜市長とのトークショーや、赤レンガステージでの冒険家・風間深志さんとのトークショー、アフリカ音楽ライブの司会など、イベントにお仕事として関わることに。

特に、メインステージでの中田市長と、西アフリカ・セネガルの小学校支援をしている、エル=ハッジ・マサンバ・ディウフさんとのお話は勉強になりました。

セネガルの小さな村で生まれたマサンバさんは、先進的な考えのお母さんの勧めで、学校に通うことになりました。マサンバさんの村には学校がなく、親戚の家を転々としながら学校に通ったそうです。
そんなマサンバさんと、学校に行けなかった地元の友人たちとの生活には、明らかに差があると、一時帰国した際にマサンバさんは強く感じたそうです。それは、そもそもは教育の差だ、と気づいたマサンバさんは、セネガルを始めとしたアフリカの国々に小学校を作ろう、と決意したということでした。


アフリカの開発も、アフリカ人の手で行うようになれば、アフリカは、支援をされる立場ではなく、世界と対等なパートナーシップを築いていける。自立したアフリカのためには、まずは教育、ということを、熱っぽく語っていました。

中田市長も、アフリカは可能性にあふれている、アフリカ開発会議をきっかけに始まった、1校1校の小学校が、それぞれにアフリカの1つの国のことを掘り下げて勉強する、「1校1国運動」など、子どもたちのアフリカを知る取り組みを、まだまだ続けて行きたいと話していました。
子どもたちとアフリカとの継続的なかかわり、という意味では、この日も、横浜の中山中学校の生徒さんたちによる吹奏楽と、アフリカ音楽のコラボレーションが行われました。
また、今年の7月には、アフリカ35ヶ国の子どもたちを横浜の一般家庭に招いての、ホームステイも行われるということでした。

アフリカ好きの私としては、こういったことがきっかけとなって、日本とアフリカをつなぐ仕事に就く子どもたちが横浜からどんどん出てくれば嬉しいなあ♪と思います。

横浜は昔から、世界につながる玄関口。日本とアフリカの架け橋として、新しい関係性を築く基盤都市になって行ってほしいなと、ふるさとでもある、地元・横浜の可能性を感じた2日間でした☆


もちろん、お仕事の後は、しっかりアフリカンフードを食べちゃいました♪