先日行われたシンガポール初のミシュラン(詳細は地球の歩き方サイトをご覧下さい)で、二ツ星を取った四川飯店の陳建太郎シェフの所に、一ツ星を獲得したbeniの山中シェフと、奥様の珠代さんと一緒に行ってきました!
きょうはスタッフが病欠が相次いで、前代未聞な位厨房バタバタなんですよ〜と汗をかきながら登場した建太郎シェフの手には
beniの受賞のお祝いの意味を込めて作って下さったようです。
ミシュラン受賞後、翌日のディナーイベントの為に一旦日本に帰り、またシンガポールにとんぼ返りしたという建太郎シェフ。大変でも、疲れていても、温かいもてなしの心を忘れない、お人柄を感じます。
その他のメニューは、
祖父建民さんの故郷の料理でもある、ピータンと万願寺とうがらし、酔っ払い海老、巨峰を上海風のしょうゆ漬けにしたもの、冬虫夏草を育てたという、夏草に細かく刻んだアワビを組み合わせたもの、牛肉ににんにくと唐辛子ソース、ロンドンダック。
など。四川料理は発酵調味料が特徴なんです、という建太郎さんの言葉通り、どれも深いコクと味わいがあります。
丁寧にとられた上湯スープに、蟹の卵のプチプチ感と海の香り、フカヒレの食感、そこにフォワグラの濃厚なコクが加わった一品。
ということで、ヒラメの蒸し物
最後は麻婆豆腐、山椒の香りが効いていて、程よいピリ辛感
豚肉の優しい味わいの出汁が贅沢に使われたスープも絶品でした