シンガポールの大好きなフレンチ、beniが移転のため閉店するということで、ご挨拶兼ねてお邪魔してきました!
山中シェフはロオジエやリッツカールトンのAzure45などを経て、日本の食材や食文化を広めたいと、シンガポールにやって来ました。

http://m.tokuhain.arukikata.co.jp/singapore/2015/12/7.html

山菜など日本の食材を使っているにも関わらず、ちゃんとした正統派フレンチの味がして、しかも食材の味はしっかりしていて、本当においしいのです。

移転後のオープンは7月。
今のカウンタースタイルではなく、テーブルクロスのあるファインダイニングのセッティングになりそうです。

新海シェフの前菜に始まり

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ボルディエのバター。ボルディエファミリーの方がお見えになった時に薦められた海藻バターを特別に出して頂きました!

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バターの香ばしい香り、甘いミルフィーユが、キャラメリゼされたフォワグラの表面の部分を表現する再構築の一皿。マンゴーのソースには、カルダモンが効いていて、この南国の味がとっても好きでした。後ろは、砂糖を使わないセルリアックとりんごのソース。奥行きのある味が最高でした。


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山中シェフはメインの担当。

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大好きなホタテ。上の程よい酸味のあるトリュフビネグレットソース、イカスミのチュイルと共に。

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甘い春キャベツを使った一皿。桜鯛と、甘いロブスターをベーコンで巻いて。行者ニンニクの味が効いています。

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新作のウズラ。
むね肉はロースト、もも肉はコンフィに。
ウズラの身のしっとりとして美味しいこと!

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カブは瑞々しくてジューシー。他にもアスパラガスやスナップえんどうなど、春の野菜が散りばめられています。クルミの香りのどこか味噌のようなコクが、春の印象。日本のハマグリが旨味をプラス。

パプリカのソースが春から夏に移り変わる季節を感じる組み合わせ。

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田上シェフのデザートはすっきりしたミントのゼリーにザクロのソース、チェリーのコンポート。

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チョコレートのスポンジの上にマンゴーのムース、バニラのアイス、ミルクのグラニテ。

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パルミエ、ピスタチオのケーキ、ライムのマシュマロ。小菓子もひとつひとつ香り高いです。

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この場所は最後、という事で、中に入れて頂き、パチリ。

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7月に、同じマンダリンギャラリーで、現在はし田のある場所に移転するとか。
更に磨きのかかった味に期待したいと思います‼️