金融街の中心地にそびえる高層ビル、オーシャンファイナンシャルセンターの43階にある、モダンイタリアンダイニング、ザッフラーノ(Zaffrano)。
窓の外にはマリーナベイサンズを望む、絶景を楽しめるレストランでもあります。
ザッフラーノとは、イタリア語で「サフラン」という意味。
かつては金と同じ価値があるとして取引されていたサフラン、最上のものを提供するという思いが込められているのだとか。
ダイニングエリアに入ると目に飛び込んでくる朱色のシャンデリアは、そのサフランをイメージしたものだそう。


シェフのマルコ・グッチオ(Marco Guccio)氏は、シンガポールにおけるイタリアンのファインダイニングの草分け、ガリバルディで研鑽を積んだシェフ。
南イタリア出身の家族とともに北イタリアで育ったシェフは、南イタリアの伝統に、北イタリアの革新的なアレンジを加えた料理が持ち味。
「幼い頃から料理が大好きで、日曜になると親戚一同集まって、キッチンでわいわい料理を作るのが、子どもの頃の一番の楽しみだった。
イタリアの家庭で受け継がれてきた料理の温かさを、今の人たちが楽しめる洗練された形で伝えていきたい」と語ります。

様々なシェフとのコラボレーションや、季節限定のメニューなども打ち出していて、ミシュラン星付きシェフとシンガポールシェフのコラボレーション料理を、ランチは2人で100シンガポールドル、ディナーは1人100シンガポールドルという破格の値段で楽しめる、100グルメにも参加。
(100 Gourmet 公式ウェブサイトhttp://100gourmet.sg/でチケット購入、シティバンクカード利用時、他社カードの利用時はいずれも180ドル)

イタリアのミシュラン一ツ星、ピアリノ・ぺナティ・レストラン(Pierino Penati Restaurant)のテオ・ぺナティ(Theo Penati)シェフとのコラボレーションが、1月27日~30日に行われます。

キッチンでパスタやパンを作るのが子どもの頃からの一番のお気に入りの遊びだったというマルコシェフと同じく、テオシェフも、家族で経営していたレストランの厨房で育ち、物心ついた時からシェフを目指していたそう。
テオシェフが目指すのは、キッチン・エボリューション・キュイジーヌと彼が呼ぶ、心身ともに健康になる料理。さらに、未来に持続可能な食材を使うなど、人にも自然にも優しい料理を提供しています。


そんな2人のシェフによるコラボレーションディナーは、それぞれのスペシャリティーが2皿ずつ、そしてコラボレーションメニューが2皿という構成(ランチは各1皿ずつ)。
手間がかかる伝統的な手順を守りつつも、現代の料理手法も取り入れたメニュー。幅広いイタリアンワインが収蔵されているワインセラーから選りすぐりの6杯のイタリアンワインがついたワインペアリングが65シンガポールドルというのも、かなりお得。

また、もうすぐやってくるバレンタインデー、シンガポールでは、女性が男性にチョコレートを贈る日というよりも、男性が女性に花束を贈り、カップルでロマンチックなディナーを楽しむのがメジャーな過ごし方。
今年はバレンタインが日曜日、バレンタインイブが土曜日なので、ゆっくりと素敵な時間を楽しめそうですね。


そんなひと時のために、ザッフラーノでは、バレンタインイブの13日には、138シンガポールドル~、14日には218シンガポールドルで、愛をテーマにしたその名も「Me & You」というコースを提供しているほか、その場でプレゼントできるよう、事前予約制でバラの花束(48シンガポールドル~)の手配も行っているそう。花束を持ち歩くのが恥ずかしいから、普段あまりプレゼントしないという方も、これなら気軽にオーダーできそう。

特別なシーンの演出は、今回シンガポールにやってくるテオシェフの親戚でもあり、ベテランマネージャーのパオロ・コルザーニ(Paolo Colzani)さんが、相談に乗ってくれます。



また、レストランのすぐ外のテラスから見る夜景は格別。マリーナベイサンズのライトショーもばっちり楽しめますよ!



【データ】
ザッフラーノ(Zafferano)
URL: http://www.zafferano.sg/
住所:Ocean Financial Centre, Level 43, 10 Collyer Quay, Singapore 049315
Tel: +65-6509-1488
営業時間:ランチ 11:30~15:00(平日)、サタデーブランチ11:30~14:30
     ディナー 17:30~23:45(月~水曜)、17:30~25:00(木~土曜、食事のラストオーダーは全日22:30)
定休日:日曜
最寄駅:MRTラッフルズプレイス駅(徒歩3分)