先日ご紹介したPOLLENに続いて、100シンガポールドルでディナーが食べられるダイニングイベント、100グルメに参加してきました!
今回のコラボレーションは、シンガポールを代表するシェフとしてワールドグルメサミットに参加するなど、輝かしい実績を誇る、The Disgruntled ChefのDanielシェフ。
もともとデンプシーヒルにお店がありましたが、人気のため、2店目を最近人気のエリア、AnnSiangRoadにオープンしたばかり。ちょっと隠れ家的な雰囲気のお店でした!
まず出てきたのは、The Disgruntled Chef の定番のパン。
まるで溶岩のようなインパクト抜群のパンですが、炭が練りこまれていて、外側はカリッと、中はふんわり仕上がっています。横に添えられているのはシンガポールでよく食べられている魚のフロス(干してフレーク状にしたもの)をふりかけたクリームチーズ。コンソメ風のコクがあり、甘辛い味のフロスが止まらない美味しさでした。
Lobster & Chicken Vin Jaune
まずはDanielシェフによる、アジアを感じさせる一皿。
半熟うずらの卵と生のスライスしたワイルドマッシュルームと、炒めたワイルドマッシュルームの味と香りの違いを楽しむ一皿。さらに鶏肉を炒めたものをあわせ、中にはロブスターが隠れています。黄ワインのような中国酒を使ったクリームソースが、濃厚かつ、どこかアジアの雰囲気を併せ持っています。
Pan Sauteed Saint-Jacques Scallops
Jorisシェフのシグネチャーでもある、ホタテの貝柱を使った一皿は、Jorisシェフがテーブルサイドで仕上げ。ムール貝のスープに、チョリソーとバジルのオイルと。
ズッキーニのスライスが繊細な花のようになっていますチョリソーを刻んだものがアクセントになっていて、海の幸と山の幸の旨味がミックスされています。
Flounder"Lollipop"
ヒラメを使ったフライをペロペロキャンディー型の一品は、上にケチャップの粒と、ユズのマヨネーズが添えられています。
グリーンピースのピュレが添えられて、新解釈のフィッシュアンドチップスです。
Wild Black Cod
海藻の海の風味でカナダ産の天然の鱈の味わいを生かしたJorisシェフのメニューは、バターを加えて新感覚の味わいを表現。カタバミの葉の酸味、下に敷かれたキュウリとコールラビーのサクサク感が新鮮です。
ここからはJorisシェフ、Danielシェフのコラボレーションの2皿。
Duck Breast
鴨の肉を程よく焼き上げ、ひよこ豆やキヌアなどの穀物、ピスタチオ、オレンジピールなどをあしらってオランダから持ってきたという旬のプラムソースをかけたもの。プラムソースだけでは甘すぎるので、中国の五香粉を加えてアクセントに。様々な食感の穀物が心地よく、甘いスパイスの香りと、甘酸っぱいプラムソース、そしてレッドカラントという組み合わせが、一足早いクリスマス気分。
甘い香りが、赤身の肉である鴨ともしっかりあっていました。
Dessert Duet
同じく、Jorisシェフがオランダの味をと表現したのは、Hangopという、ヨーグルトの水気を取った、バターミルクのようなデザート。酸味のある味に、チョコレートキャラメル味ののミルフィーユが添えられています。自然なコクを出すため、味噌が隠し味に使われているのも面白かったです。
こちらのディナーメニューは、31日まで、2人で100ドルのランチセットもありますよ!
<DATA>
■$100 Gourmet
http://100gourmet.sg/
☆10月☆
■Chef Joris Bijdendijk X Chef Daniel Sia at The Disgruntled Chef
ランチ: 10月29~31日
ディナー: 10月28~31日
会場: The Disgruntled Chef (28 Ann Siang Road、2店ありますのでご注意を!)
電話: +65 6808 2184
☆11月☆
■Chef Rolf Fliegauf X Chef Nicky Ng at Mitzo Restaurant& Bar
ランチ: 11月7~9日
ディナー: 11月6~9日
■Chef Rolf Fliegauf X Chef Marco de Vincentis at The Waterfall, Shangri-La Hotel
ランチ: 11月12~14日
ディナー: 11月11~14日