そんな事で先日、オペラに行って来ました~
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
茶花女
一瞬「お茶を汲む女性」の画像が頭に浮かびましたが
ヴェルディの名作 椿姫 です
パンフレットの写真が艶かしい感じ。
シンガポールのオペラを見るのは初めてなので、わくわくしながら劇場に向かいます。
こちらでは、大抵の公演が夜8時から始まるので、平日お仕事帰りに観劇も感激もできちゃうという、非常にスバラシイ仕組みになっています。
昔、演劇部だった関係で、仕事を始めてからも、ちょくちょくお芝居を見に行っていたのですが、大抵が7時開演 最初の30分は諦めるのが常でした
さて、そんなこんなで幕が開くと、
まずは見た目に度肝を抜かれます。
つ、椿姫…真っ赤なエクステつけてる…
雰囲気としてはかなりな原宿系
クラッシックなオペラしか見た事がなかったので、何よりも、見た目に目を奪われ 歌が耳に入って来ない
パーティーのシーンでケーキが運ばれて来ると
主人公の椿姫=ヴィオレッタの写真を撮るカメラマンが登場
しかも カメラがニコンかどこかの一眼レフ 続いて他の出演者がスマホで参戦
カルチャーギャップについて行けません
この他にも ヴィオレッタが恋人のアルフレッドに手紙を書くシーンは
スマホでメール に変更
う~~ん スマホ浸透率が日本より高いかも?というシンガポールではありますが
もともと手紙世代の私は 微妙な違和感
とはいえ
斬新な演出に戸惑いを感じながらも
ヴィオレッタが亡くなるシーンではやっぱり感動しました
昔読んだ小説では確か一人で亡くなるんだった気がしたけど そこはオペラ
エンディングへの劇的な流れの作り方はさすがだな~
と思ったりして。
次回は蜷川幸雄さんの「ムサシ」を見に行く予定です
蜷川さんの作品は、10年以上前にグローブ座のシェークスピアを見て以来
更に主演が藤原竜也さん。「身毒丸」で注目されながらも、硬派に舞台中心の活動を続けているスタンスが好きです
すごく若いイメージがあったけど…もう31歳みたい
身毒丸が15歳の時だから…
…
と言う事は…
ということは…
…考えないようにします