ヒマラヤの青いケシをいつか見たい、と思い始めて、もう20年以上になると思います
本当は、本場ヒマラヤの麓、ブータンや中国に行って見てみたいのだけれど、ほんの一瞬しか咲かない「幻の花」タイミングが合わずにいました

そんなヒマラヤの青いケシが見られる所が日本にあるしかも長野という事で、今回の旅のもう一つの目的は、この青いケシの花を見る事

近い所では、箱根の湿生花園にあるけれど、ほんの数株と聞いていたので、
何千株もあるという、大池高原の青いケシは、ぜひとも見てみたいものの一つ
とは言え、燕岳の翌日のこの日は、あいにくの雨

大池高原のある大鹿村は、宿を取った諏訪湖畔から、山道を2~3時間ほど南に行った所どうしよう・・・と思いつつ、ホームページをチェックすると、ちょうど見頃との事
「行かないで後悔するより、行って後悔する方がいいか~、雨、止むかもしれないし」と、持ち前の「超都合のいいポジティブさ」が顔を出し、出発する事に



雨模様ながら、大自然を満喫
綺麗な湖が見えました



ゼロ磁場として有名になったパワースポット、分杭峠を通ります
この辺り、確かに、とってもいい「気」が流れているような・・・
時間が許せば、半日くらいここでお昼寝した~い
そんな場所でした

さすがに、そんなにのんきな事はしていられないので、近くで穫れたというお米をお土産に買ってみました

大きな道から、山道に入るのですが、この道が・・・狭くて、また遠い
所々に、「青いケシ→」の看板がなければ、リタイヤした所でした~

しかも、標高1500mの高原とあって、ものすごい霧
ガードレールのない道もあり、かなりヒヤヒヤもの
カーナビにない道を走っていた為、
看板の途切れる辺りでは、迷子になったなんてドキドキしたりして


看板が見えた時には、心底ほっとしました~

中に入ると、一面の青いケシ
ホームページによると、5000本以上あるとか・・・
透き通るような「天上の青」かなり感動でした
ヒマラヤも霧が多いだろうし、なんだか本場の青いケシを見に行ったみたいな気分



色も株ごとに微妙に違って素敵です






雨に濡れた花も、風情があっていいですよね~

育てるのが難しいという青いケシ、ここまで見事に育てている農園の方に、心から拍手

いつか本場でも、見てみたいな~