現在のメンバーで、春の3daysライブに始まって、月一回以上のペースでのGigをこなし、旅もして、ほんとうに、一年突っ走ってきて、昨日は年内最後のライブでした。
昨夜は、いちねんの締めくくりにふさわしいというか、本当にたくさんの方々と音楽を共有できて、メンバー一同、幸せでした。ありがとうございました。(予約がなくて入店をお断りしてしまった方には本当に申し訳なかったです、またいらしてください!)
年の瀬に、バンマス、サトウの心のうちを。
ステージでは音楽に集中したいし、基本人見知りだしツンデレ(らしい)っていうのもあって、MCはそっけなさすぎるとよくいわれます、ごめんなさい。きのうもきっと上手く伝わんなかったんじゃないかなと思うので、あらためて。
皆様に感謝しています。こんなにみんなに佐藤恭子オケを愛してもらえて、わたくし、幸せ者です。ほんとうに。今年一年、ありがとうございました。
このような形態のラージアンサンブルやビッグバンドは絶滅種といわれてしまいかねない昨今の音楽事情。それでもやっぱり好きだから、ライフワークに、と思って、こつこつと少しずつスコアを書いて、以前は年に何度かで、ライブをやっておりました。
でも、アルバム作品として残したいし、その為には、集中的に向き合って音楽を育てる必要がある、と思って、今年は、あえて演奏の機会をハイペースにして、の、この一年の活動でした。
よくもまあ、これだけフリーランスのミュージシャン達が集まって、それぞれの職業音楽家としてのスケジュールの合間を縫って、皆が無理して予定をあわせてくれて、リハーサルから旅から、実現できたなぁーと今になって思います。
春の震災チャリティーライブ3daysにはじまって、旅となったら、台風で道路が通行止めになったり、途中交通事故にまきこまれかけたり、とか、なにかしらアクシデントがあるし、リハーサルも時にいろんな事情がかさなって予定通りすすまないことが多々あったり、都内でのライブは時にお客さんが少なくてすごく淋しいこともあったり、本当に数えきれない程の、想定外のその先の想定外のことがあって、もう、毎度気が気じゃないというか。
音楽のまえに、人の上に立つということ、リーダーシップをとるということ、が、どんなに難しいかという事に、常に向き合わざるをえず、人としての器の大きさとか、懐の深さとか、ことあるごとに試されるような一年でした。
が、私自身が心の大きな人間でも懐が深い人間でも全然なくって、結局、支えてくれたメンバーのやさしさや心の強さや器の大きさだったり、協力してくれたり見守ってくれたりしたスタッフさん関係者の方々や音楽ファンの皆様のおかげで、あとは音楽の事なんてよくわかんないけどなんかほっとけないと見守ってくれる家族とか妹のだんなさんとかがいてくれたり、そんなわけで、なんとかやれているわけで、個人的には反省しっぱなしなんです。あたしが誰よりもしっかりしてなきゃあかん!と。
少し前から今後の活動をどうするか悩んでたところで、メンバーが、一年積み重ねてきたものは大きい、とか、このチームワークは奇跡、とか、そんなポジティブな言葉をくれて、関わってくれてる人がそう思ってくれてることがとてもありがたく本当に嬉しく感じました。
とはいえ、積み重ねやチームワークだけでは音楽はやれないし(勿論、なくてはやれないものであるけれど)、自分のことを後回しにしないとなかなかうまくいかない、音楽に集中できなくなるくらいその周辺のことに時間を割くこともやむをえないこの現状にわだかまりも覚え(もっと器用にできればいいのだけれど涙)、すこし自分にゆっくり向き合う時間をもちたいなと思いました。
また、音楽的にもちょっと時間をおくこともメンバー皆にとってきっとよいとおもったりもしています。
というわけで、気持ち新たにリトルオケミュージックにとりくむためにも、しばらく月一ライブをおやすみして、前に進むための充電期間を持とうと思います。
と、なんか、支離滅裂な文章ではありますが、そんな感じです。
来年、さらに飛躍した佐藤恭子オーケストラ、楽しみにしていてください!
そして皆様、よい2012年を御迎えくださいー☆
LOVE,
さとうきょうこ