前半は今までのレパートリー、後半はメタモルフォーゼ、と、今回も、充実したステージでした。書き下ろしの初演に立ち会ってくださった皆様に感謝します。ありがとうございました。

リトルオケにとっても、パート3までを続けて一曲として演奏するのが初めてだったので、とてもスリリングで楽しかったです!トランペットの石川広行くんがアンコールにシットインしてくれました、ありがとう。

JZさんには、リトルオケでお世話になったのは3回目なんですが、帰ってきた、という安心感がありました。ステージセッティングから機材搬入、駐車場のことから、メンバー皆のまかないの手配とか(笑)、演奏を支えるいろんな細かいところまでが、これは前と一緒でいきましょう、とか、ここは今回こうしてみましょうとか、演奏だけじゃなくて、その日の最初から最後までを毎回一緒に作っていく、そういう感覚っていいなって思います。

バンマスの関わるいろんなプロジェクトでここ数年、ずっとお世話になっているJZBratとお店のスタッフのみなさんは、体調を崩して活動休止したときもすごく心配してくださって、再開したときもすごく励ましてくださって、と、いい時も悪い時もひっくるめて本当に長くお世話になっていて、だから私にとって大切なホームの一つ。ホームがあるって幸せなことです。また次回も、楽しみです。


ちなみに、下記のオリジナルカクテルも、バーテンさんに、もとになったエッシャーの作品「メタモルフォーゼ」のコンセプトと、その手法を作編曲に応用していることをきちんと説明してそのうえで作って頂いて、ちゃんとこだわってるんです。もともとこの共作企画のヒントになった小説、「冷静と情熱のあいだ」のカラーの青と赤、そして、ラムをベースにしましょうという事を決めて(なぜならバンマスが個人的にモヒートが大好きだから(笑))、すこしずつ一つのモチーフが動いて形を変えて行く様を表現しましょう、というところで、


↓これが、前作のパート1。夏ということもあって、味はさっぱりめ。

佐藤恭子リトルオーケストラ オフィシャルブログ

初回だったのもあり、試作品を三つつくってもらって其の上できめたこだわりよう(笑)


↓そして、今回のパート2。ちょっと甘みを増しています。
(メンバー評:初めてのデートの味(笑))

佐藤恭子リトルオーケストラ オフィシャルブログ

ちゃんとミントの葉っぱも添えて頂いています。(これは大事!)