娘にバレエを習わせたい。女の子ママの憧れですよねー。私もそんなママの一人で、娘を5月から習わせました。
が、半年が経過し、一向にスキップすら上手にできないわが娘( ̄▽ ̄;)
ほんとセンスないなーと思うわけですが、先生は
「まだ3歳さんですよね、年長さんくらいになると突然、開眼したように踊り出すことがある」とのことで、「突然踊り出すって、ロボットじゃあるまいし、そんなことがあるの?」と半信半疑ではあるけれど、とりあえず、すぐ辞めるのは教育上よくないと考えて、週1回続けています。
特に本人いやがってもいないですし。まあ体操教室に行かせていると思えば・・・的な感覚です。
ところが、最近そんな安易な考えで続けるのは難しいのかなと思うようになりました。
というのは、2年後の発表会の概要が発表され、参加申し込み用紙が配られたからです。
参加費用の金額見て、どひゃー!!!!!(◎_◎;)
スキップすらまともにできない娘にぬわんと、ぬわんと「9万円」(衣装レンタル料、録画、写真代のぞく)だそうです。衣装諸々含め軽く10万は超えますね。はい。
しかも2年後なのに、まもなく支払い期日がやってきます。
つまり「参加申し込み」は2年先までバレエを続けるかどうか、本気かどうかの確認書なのです。
バレエを習ったことのある人なら「それ、普通よ」と涼しい顔して言えるでしょうが、
バレエを習ったことのない私からしたら、常識はずれな金額と申し込みのタイミング。
だって、みんながみんなプロのバレリーナを目指してるわけじゃないよねー?
「私立のお嬢様学校に入れる」みたいな感じでステータスを買ってるんだよねー?
単なる習い事だよ、習い事。
すんなり、納得して払える人、どれくらいいるのかなー。
私自身、娘には完全に親の自己満足で習わせたと思っています。
鼻たれ小僧がいっぱいいる「田舎の公立保育園」だけのコミュニティで娘の幼少期を完結させたくないなーと思ったから。
体が柔らかかったら、中学生になった時に部活の選択肢も広がるかなーとか、少し視野を広げる意味(新しいおともだちをつくる、女子の世界を体験させておともだちづくりに慣れる)で、ちょっと自宅から離れた街中のバレエ教室を選びました。
でも、セレブじゃなきゃできない習い事なんですね。ってやっとわかりました。いまさらですが。
経済感覚完全に庶民の私。「9万円超」というふるいにかけられて、どうしたもんかと。
夫や実母におそるおそる相談すると「それくらいするもんなんじゃないの?」「なんなら少し援助するよ」と
意外や意外、肯定的。やっぱり待望の孫娘には甘い!
私がたとえば9万円の何かを買うなんていったら、「もったいない」と絶対いうくせに。
というわけで、私が汗水垂らして稼いだ冬のボーナスは、娘の2年後の発表会のために貯金することになり、「自分へのご褒美」はお預けとなりました。
ほかのバレエ教室もこんなものなのかなー。