23日から、黒瀬、郷原、安芸高田で開催する
は、おかげさまで定員に達しました。
ありがとうございます。
宮崎、山口、岡山、そして、関西支部の方々もご参加頂きます。
このように、はるばる遠方から矢野智徳さんの講座に、参加されるには理由があります。
*矢野智徳さんをクリックすると、滋賀彦根新聞の記事を見る事が出来ます。
自分自身、広島講座開催を目前に、淡路島の講座に参加して再確認した事を記事にしました。
ゆっくり、じっくり、読んで頂きたいと感じます
兵庫県洲本市五色町鮎原(淡路島)に、地元の方を中心に、東京、愛知、長野から総勢70人、村の人々を含めて80人以上の方が参加されました。
一見、自然豊かで何の問題もないように見えますが、石と水と植物のバランスが崩れ、空気が通らなくなり、その結果、土が固くなって、水が土中に浸透していない話しを現場を観ながら矢野さんが解説されます。
ここでも、竹の侵食に悩まされ、どこから、どう手入れしてよいか分からないようです。
誰にでも分かりやすく、自然のメカニズム、植物の性質を説明され、竹と闘うのではなく、1シーズンで様子をみながらやって行く事を教えてくださいました。
地下と地上のセットでバランスを取っていく。
地上の竹を伐採するだけでは解決にならない。
時間が取れない時は、これ以上、広がらないように、竹林の外側に溝掘りして空気通しをする。
参加者の皆さんは、必死にメモを取りながら聞いておられました
その内容は、山脈ラインが、本州、四国と全てに繋がっている、そして、淡路島の井戸修理の方から聞いた話しで、六甲の水脈が淡路島に繋がり、井戸水は、「六甲山の水」
この説明を聞いた私も、びっくりポンでした。
矢野さんは、雨の日は水の流れが分かって良い!と雨を喜ばれます。
この写真は、雨で土砂が流れているのではなく、
淡路島は、ため池が2万ヶ所あります。
砂地に水分を多く含む土壌のようです。
境内の樹齢450年のナギの大本と、入口の木の根が外壁を持ち上げている様子を観て「やっぱり!ここも傷んでいる。」
矢野さんは、これだけで、苦しくて表面に張り出し、外壁を持ち上げていた木の根が、ゆっくりと地下に戻っていくと説明されました。
樹齢450年の大本も、喜んでいる事でしょう。
人間都合で痛めつけた自然は、1日も早くその事に気がつき、人が出来る足元から改善して生きたいと、ここでも、想いました。
最後に、この写真は、2014年8月の豪雨による広島土砂災害の写真です。
去年の2月に、矢野さんの大地の再生講座に参加した時に、この地形がなぜ崩れたのかがなんとなく分かり、講座の参加を重ねると同時に、仕事の現場や、去年10月31日~11月3日大地の再生講座in広島のフィールドを何度か訪れて、体感した自然の変化で、確信しました。
地形は、広域、流域で繋がっています。
大地の再生講座に参加された方は、私と同じように、今、土中で何が起きているか、そして、
このままにしていたら、呼吸不全を起こしている大地、地球環境がどうなっていくのか。。。
を座学とワークで知る事が出来ました。
矢野さんの講座は、神がかり的な事ではなく、大学在学中にこの事に気付き、40年近くの実践の中で確信した、事実だけを伝えて下さいます。
なので、それは不安要素ではなく、矢野さんの指導のもと、それぞれが得意とする分野で自然のバランスを取っていく手法を、講座の結い作業(協働作業)で体感する事になります。
身体に、落とし込む事が出来ます。
私も、人を繋ぐのが得意。
その得意分野で
大地の再生中国支部を講座の頭につけ、
大地の再生関西支部と協働しながら
地元(中国地方)の大地・生物(人間も含む)・水、空気のバランスを取る事を伝えていきたいと思います。
この活動は、点を線で紡ぎ、やがて面となるのです。
まずは、足元からコツコツと、、
大変長い言葉を書かせていただきました。
冒頭でお伝えしたように、淡路島の講座で参加された方々の動き、講座を終えての感想を受けて、広島講座(3月23日~27日)にも、脈として、繋げていきたと感じ、投稿させて頂きます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。