お待たせしました。
座学編に続き、土中の水脈整備(空気、水の通気)の様子を2会場の写真を使って解説していきます。
浸透管を通す
敷地の各所にコンクリートやブロックで仕切られ、重圧に基礎は固定されている為、目詰まりを起こし、大地における水と空気の入れ替わりが滞り、植裁も粗根となり、不健康な状態になる。
農地と家屋の境にユンボで素掘りする。
これによって、空気が入り土の中に停滞していた水が空気によって押し出され、畑と家の通気が改善される。
炭は、土がしまる時に、有機物の下、土との接点に置いておくと、有機ガスが発生しない。
自然界の中でも、必要な部分で炭化されている。
ここにも、炭を入れる
土中の空気と水が動き
土中の目詰まりが解消され、土が柔らかく、植物を植えても細根が発達した健康な状態で育つ。
次は、宅地内での整備を解説します。
ここには、次回、植栽する予定です。
ゴミも役立つのです。
土の色も、黒ずんで嫌地になり、泥臭がする。
時間をかけてゆっくりと自然に戻す。
そうする事で大地が息を吹き返すのだと感じます。
線(溝掘)と点(竪穴)をつなげて面となり、大地全体の再生になります。
3週間後に、両会場に訪問しましたが、どちらも水たまりもなく、空気の淀みがなく、立っていると爽やかな空気を感じる事の出来る大地になっていました。
時間の経過と共に、生えてくる植物を観察していきたいと思います。
22日、23日と京都園部、大地の再生関西支部”かもすわ”の講座に参加してきます。
その様子も、ブログでご紹介しますので楽しみにしていてくださいね。
今日も、最後まで読んで頂きありがとうございます。
皆様にとって少しでもお役に立てると幸いです。