某テレビ局の男性と食事をした。

(制作会社ではない)

 

過去、テレビ局の人とは付き合ったことがあるし、

制作会社の人や広告代理店の人、映画関係の人など

いわゆる”業界”の人とはちょっと知り合っている。

誤解を恐れず言えば、そういう人達の話はうまいし面白い。

女性の扱い方も慣れている。

だから、いわゆる普通の人と食事をすると、つまらない…

という現象が起きるのも確かで…そこは困りものなのだ。

 

今回の某テレビ局の男性はアプリでのメッセージのやり取りで

面白いし私を持ち上げてくれるし

酔っぱらってちょっと甘えてくる文章を送ってくるし

会うのを楽しみにしていた。

ただ、質問に対してうまくかわしてくるし、「ん?」と思うことはあった。

彼は下の名前をひらがなで登録していた。

 

実際に会って「あれって本名ですか?」と聞いたら

「一文字だけ変えている」と。最後まで名前を教えてくれなかった。

私は下の名前をマッチングした時点で名乗っているのに、これでは

彼のことを名前で呼べないではないか!

 

話すことは仕事のこと。業界のこと。

もちろん楽しいし、多少、私もついていける話。

芸能人の話や「この前のこの番組で〇〇でしたよね?」とか。

その局は元カレの局なので細心の注意をはらいつつも

「どうしてそんなことまで知ってるの?」と聞かれたしまったり。

 

プライベートの話が一向に出てこない。

いつ頃離婚したとか子どもの有無(アプリには記載がなかった)とか。

だいたい初回で「私はこういう人物です。どうでしょう。」という

自己開示をある程度してくれる人が多いが、今回の男性は

おちゃらけることの方が多くて。

結局1時間半で終了。

 

まあ、向こうも「想像してた感じと違うな」って思ったんだろうな。

 

いや…あの、話がどこまで本当なのかわからない感じの人と

二度目はないだろう。