出身高校から年1回、この時期に会報が届く。

一応、進学校だ。

 

よく、芸能人や著名人は【出身大学】は周知されたりするものの

【出身高校】まではさすがに周知されない。

 

毎年「え?この人、先輩(後輩)だったの?」と思う。

「こんなに活躍しているんだなー。同じ高校だったのに…私は…」

と落ち込む。

もちろん、だれもが同じように世の中に出て活躍しているわけではないとはいえ

〇〇の社長、海外で活躍、医者、等々

 

今年の会報で、誰もが知る歌姫(数年前にすっぱり引退)の

音楽プロデュースした人が先輩だったことが記載されていた。

それから誰もがしるゲーム会社の社長をした人。

 

 

私はこの高校に入ったときが人生のピークだったと思う。

この高校に入りたくて、中2の秋から勉強を頑張った。

中2の1学期の通信簿を小学校の先生に見せに行った。

(なぜ見せに行くことになったのかは覚えていない)

その時、先生に「〇〇(←私)はやればできるんだけどな」

と、ぼそっと言われた。

その時の通信簿は5段階の、3と4のみ。

当時、私はそれが普通だと思っていた。

でもその先生の一言で火がついた。

 

中3になり、4と5が並ぶようになったものの、

理数系が苦手でどうしてものびない。

それは最後まで続いた。

 

運よく、希望高校に入学できたものの、

そこは【勉強しなくても頭がいい人達の集まり】だった。

いわゆる1で100を理解する人達。

私は苦手な理数系は赤点で補習・追試でギリギリ。

というか部活に逃げた。

 

友人関係もひどいものだった。

仲がいいと思っていた部活の友達からは卒業式の日に裏切られた。

 

クラスの友達も含め、高校時代の人とは誰一人連絡先を知らない。

 

浪人した末、某大学に入学。

入学式、ホールで隣に座った人が偶然、出席番号が前後の子で今も友人。

その子が私にメンタルクリニックに行くように言ってくれた子。

 

いろんなことがこみあげてくる。