皆様、おはようございます。美園恭子です。
今月からシステム・コーチングを学び始めました。
システムとは、関係性。
つまり、共通の目的やアイデンティティーをもった相互に依存し合った存在のことです。
その学びは、別の視点を上げる学びと相まって、クライアントの問題解決、および、私の仕事だけでなく、人生全てに非常に有効であると感じています。
システム・コーチングでは、
パートナー関係、チームや組織、家族などの関係性や構造全体や時間軸を俯瞰します。
そのシステム「全体」およびシステムを構成する一人一人の「部分」が、
今どのような状態にあり、どのような感情を持ち、どこに向かおうとしているのか?
そこに意識を向け、
意図的に関わることは、
個人や組織に「気付き」をもたらし、システムの潜在能力を高めます。
システムはおのずと答えを見つけ、主体的に目指す方向に向かっていくのです。
しかし、まずは全体と部分が、その視点に立てるか?が重要。
それは個人のクライアントの場合も同じです。
無人島で自給自足をしていない限り、
孤立無援で誰とも関係性を持たずに生きている人はいないですから、
自分と自分を取り巻く人間関係や環境、ビジネスなどのシステム全体とその「部分」として存在する自分を俯瞰する必要があるのです。
それができた時、
間違った方向に行こうとしていないか?
スピードは適切か?
感情的に選択していないか?
盲目的になっていないか?
に、初めて気づくことができるのだと思います。
実存主義的な流れを汲むコーチングや自己啓発では、自分の内側の感情や感覚に目を向けることを勧め、そこに留まることを推奨します。
「自分らしく生きる。」
「自分がやりたいことをやる。」
「自分を好きになる。」
それも間違っていないと思います。
でも、それだけのアプローチで本当に自分らしく生きれるでしょうか?
人はシステムの中で生きているのです。
自分がシステムにどう影響するか?を考えなければなりません。
ベクトルを自分だけに向け続けると、むしろ自分らしさとは何か?やりたいことは何か?自分の良いところはどこか?が分からなくなり、間違うことが多くなります。
もし、それが起業ビジネスであれば、
他人であるお客様が、あなたがやりたいこと、あなたの夢の実現にお金を払うわけはないですよね?
会社であれば、
あなたが何をしたいのかは、部下も上司も知ったこっちゃない!
です。
そんな当たり前のことにも気づけなくなります。
私はやりたいことや夢を捨てろ、と言っているわけではなく、
自らの感情や感覚、本質的な願いを拾い上げる力と同時に、
システム全体と部分の両方を見る俯瞰力や、
自由自在に様々な視点に立てるしなやかさがある方が、
このリアルな世界で、むしろ自分を知り、自分の行きたい方向へ自分と周りを導くことになると考えます。
全てのことに、意図を持って効果的に関わることができるからです。
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先週末、契約を完了されたクライアントさんがいらっしゃいます。
そのクライアントさん曰く、この7ヶ月のコーチングセッションで得たものは、
「高い視点」
だそうです。
それにより、外的刺激に対する反応的行動が減り、将来へのリスクヘッジや感情のコントロールができるようになり、
軸ができ、沢山の選択肢の中から自分に必要なものを選べるようになったとおっしゃっていました。
地に足がついた、力強い言葉でした。
私は、もう一つ、そのクライアントさんが手にした物があると思っています。
長くなったので、その話はまた今度。

