今日も温かく、有難い事ですね!
今、日本で起こっている色々な出来事。
被災された方々への
お見舞いの心を持ちつつ、
落ちついて、なるべく通常の生活を心がけたいと思います。
必要以上に怖がる必要はないとは思いますが、
私達も被ばくに対する何らかの
防御措置をとっている事に越したことはないので、
放射線被ばくの防御の三原則について
書いてみたいと思います。
放射線被爆の防御の3原則は
①距離
線量は距離の2乗に反比例します。
具体的には、1時間に1mSv(ミリシーベルト)の放射線は100kmはなれると、
1×1/10000で、0.0001mSvとなります。(=0.1μ㏜マイクロシーベルト)
② 時間
被爆の時間が短ければ、それだけ被爆量も少なくなります。
③ 遮蔽
(この原則を、学生の時呪文のようにいつも先生が言っていた事を
思いだします。)
この三原則を踏まえて想像力を働かせると
ニュースで言われている
放射線の防御方法にもご納得
が行くのではないかと思います。
あくまでも一般論にはなりますが、例えば
①マスク着用 放射性物質を体内に吸い込まないために、
屋外ではタオルや木綿のハンカチを折って、
水でぬらして固くしぼり、口や鼻を保護してくだい。
ほとんどの放射性物質の吸い込みを防護することができます。
また、帽子をかぶるなど、できるだけ肌を出さないようにしてください。
②屋内待避の場合 窓やドアを全て閉め、換気扇を止めるなどして、
外からの空気が入らないようにします。
食べ物には、なるべくラップをして露出を防ぎます。
花粉症対策と同様の要領で
用意されるといいかもしれません。
私は、念の為子供達にはやむなく外出する場合
マスク、帽子、花粉症用のメガネを着用させています。
また、東大の中川教授を中心とした、
東大病院放射線治療チーム @team_nakagawa を
ツイッターでフォローしたり
放射線医学総合研究 http://bit.ly/hVk5CV をご覧頂けると
よりご参考になるかと思います。
今朝、東大の中川教授がテレビでおっしゃっていたことで、
一番心に残った事は・・
「これらの事はあくまでも一般論。
首都圏では今の状況では
健康被害の心配は全くない。
それよりも今一番気をつけるべき問題は、
心の問題である」
入念に準備はしつつ、
優先順位を冷静に見極めて
心を強く持っていきたいものです。