こんにちは、きょんです。

いつもお読みいいただきありがとうございます。

 

昨日行ってきた12歳の少年の絵画展示会、それがとても素敵な作品ばかりで惹きつけられました。

思わずじっくり、近づいて見入ってしまう。

そんな作品がずらりと。

そこで感じたことは、子供の才能は安心できる場所で大きく開くんだなぁという事です。

 

 

わたしはお友達に誘われてふらっと出かけたのですが、その作品の大きさ、彼が絵を描ける環境に圧倒されました。

東京駒込の林勝寺で5月12日まで開催されている「はるすなお展4」です。

窪田遙一(くぼたはるいち)君と、絵の先生の丸山素直(まるやますなお)さんのお名前からとって、はるすなお展とのこと。

 

窪田遙一さん。小さい頃から絵を描くのが大好きな発達障害の中学2年生。

絵の先生(アーティスト丸山素直さん)に出会ったところから、一緒に絵を描くようになり、どんどん素敵な作品がうまれ、4年前から自宅のお寺を会場に展示会を開催してきたそうです。

 

今年の作品はお寺の本堂に吊るされて展示されていて、今年は鳥がテーマ。

フクロウ、ペンギン、ツバメなど図鑑のように精巧なタッチで描かれていて、何種類もの色で塗り分けられています。

のびのびとした線で、描くことが大好きだという気持ちが作品から表れていると感じました。

 

会場にいたお父様のお話から、遙一くんが好きなことに没頭することを温かく見守っている様子、「集中すると周りが見えなくなるくらい」と少々困りながらも、才能をいかす環境づくりをしている様子をうかがい知ることができました。

 

素晴らしい芸術的才能を開花させてあげるためには、多くの人のサポートがあることも分かりました。住職であるお父様、そしてお母様、オリジナルの焼き印入りのお茶菓子を様子いてくださる方、絵の先生、展示のために会場を整備されている方、彼の制作活動を映像作品にまとめている作家さんなど、さまざまな面で彼の作品づくりを支えています。

 

その中で、遥一くんはリラックスして、寝転がったりしながら、広いお寺の本堂で、何メートルもある大きな紙に向かって自由に描きたいものを描けるのです。

 

才能、能力は安心して発揮できる環境も大事だなあと感じました。

お近くの方はぜひお出かけください。


駒込林勝寺 

10:00~17:00 「はるすなお展」

丸山素直さんのInstagram、下に貼ってます。