HiloのWailoa Harborは、ハーバーと言っても
漁港やアリーナのようなものではなく、
Wailoa Riverの河口を利用したものだ。
ハリケーンの時などは上流から色んなものが流れて来るので
翌朝は停泊しているボートに堰き止められた流木やら浮き草やらを
取り除く作業に時間を取られる。
2018年の大雨では何頭も牛が流れて来たらしい。
この川には地下を通って4本の大きなパイプが口を開いていて、
地下水が水面を勢いよく波打たせながら流れ込んでいた。
道路建設の際に遮られた地下水をパイプで川に流しているのだと
聞いたが、本当のところはよく分からない。
Kauaʻi島から引っ越してきた日本人親子はいつもここに泳ぎに来る。
お兄ちゃんのゴウは日本語を話すが、妹のハチは日本語が分からない。
2人は勢い良くバシャンと飛び込んでは、また上がって飛び込む
というのをゲラゲラ笑いながら延々とやっている。
子供は飽きない。
この川にはカメも泳いでいるし、岩ガニや、もっと大きいカニもいる。
このハリセンボンは、うちの犬の友達。
ヤツは、度々釣り人の釣り針の餌に食いついて釣り上げられ、
全く喜ばれずに再び水に放り投げられる。
ボート脇に遊びに来ると、犬のSteinは毎回大興奮して喜ぶ。
こっちも全く子供みたいだ。
ある日、ハーバー仲間のスティーブが向こうから私に手招きしていた。
水の中に何か見つけたらしい。
タツノオトシゴ!!
よく見つけたな、しかし。
捕獲したけど飼えないので、ひとしきり観察した後、川に返した。
ああ!ゴウとハチにも見せれば良かった!!