ハーバーの住人 | Kuʻu Home, Hawaiʻi

Kuʻu Home, Hawaiʻi

ハワイの文化を学び、ネイティブハワイアンと結婚し、
ロコのコミュニティの中での暮らしから見た、私のハワイのお話。

只今ハワイを留守にしてます。

HiloのWailoa Harborは、ハーバーと言っても

漁港やアリーナのようなものではなく、

Wailoa Riverの河口を利用したものだ。

ハリケーンの時などは上流から色んなものが流れて来るので

翌朝は停泊しているボートに堰き止められた流木やら浮き草やらを

取り除く作業に時間を取られる。

2018年の大雨では何頭も牛が流れて来たらしい。

 

この川には地下を通って4本の大きなパイプが口を開いていて、

地下水が水面を勢いよく波打たせながら流れ込んでいた。

道路建設の際に遮られた地下水をパイプで川に流しているのだと

聞いたが、本当のところはよく分からない。

Kauaʻi島から引っ越してきた日本人親子はいつもここに泳ぎに来る。

お兄ちゃんのゴウは日本語を話すが、妹のハチは日本語が分からない。

2人は勢い良くバシャンと飛び込んでは、また上がって飛び込む

というのをゲラゲラ笑いながら延々とやっている。

子供は飽きない。

 

この川にはカメも泳いでいるし、岩ガニや、もっと大きいカニもいる。

このハリセンボンは、うちの犬の友達。

ヤツは、度々釣り人の釣り針の餌に食いついて釣り上げられ、

全く喜ばれずに再び水に放り投げられる。

ボート脇に遊びに来ると、犬のSteinは毎回大興奮して喜ぶ。

こっちも全く子供みたいだ。

 

 

ある日、ハーバー仲間のスティーブが向こうから私に手招きしていた。

水の中に何か見つけたらしい。

タツノオトシゴ!!

よく見つけたな、しかし。

 

 

捕獲したけど飼えないので、ひとしきり観察した後、川に返した。

ああ!ゴウとハチにも見せれば良かった!!