気がつくと68歳になっていて、
父より姉より年上になっていた。
ばぁば家は、祖母も母も姉も皆おしゃれな人達で、
私はおしゃれな家族の中で育った。
けれど、その環境は、時として口うるさい環境でもあった。特に母は、
あれ着たらダメとか、あんな靴はダメとか、
結構子どもの頃から口うるさかった。実家が商店だったというのもあるからだろうか?他人の目、重視だった。
例えば、勝手に洋服買ってもらったらダメとか、
(例えば母に内緒で祖父とかに買ってもらうとか)
ジーパンはダメ!とか、
マンボズボン(あったね、昔🤭)はダメとか、
中学に入るまでは、スカートは肩ひもをつける!
(ちびまるこちゃんのスカート)
とか…
まあ、私が親になって、子育てしてると、
その気持ちは理解できる。🤭
私も同じように口うるさくやっていた。
姉は反発して、隠れては好きなものはいていたけど、
私はとんでもなくチビデブだったので😄💦
特に何が着たいと姉ほどはなくて…育った。
うんと子どもの頃は、既製服の子ども服はまだまだ貴重で高かったから、母が作ったり、縫ってもらったりしていた。近所には、洋服を縫ってもらえる家が沢山点在していて、仮縫いとかもしていたなぁ。
そんな中、私の実家の家の前に、少し大きな洋装店があって、一階で生地を選んで採寸してもらったりして、二階は縫い子さん達が沢山いて(でも、こどもの記憶だからね。。。💦)アトリエになっていた。
そこのデザイナーの先生と母がとても仲良くて、
その先生は、一時期うちでお昼ごはんを食べていた
(先生は実家の和菓子職人さん達のまかないランチを一緒に食べいた。)洋装店にうちの和菓子をとどけたり、逆に先生のデザインの服を作ってもらっていた。
その先生とは、
かの…
「名探偵コナン」の産みの親、青山剛昌氏の、
叔母様!すごいでしょ?
私は、そのアトリエに毎日遊びに行っていて
そこで、生地を触ったり洋服を作るのを見たり…
先生や沢山のお針子さんにとても可愛がってもらった💕
生地や洋服が好きになったのは、
その環境があったからだと思う。
私は、服が好きというより、
生地が好きなんだな。
強いては、
素材が好き!何もないところから、形にする…作り上げることが好きなんだな。
今の私があるのは、
そんな子どもの頃の育ちがあるからだろうか?
つづく。。。🤭
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ばぁばのプチプラファッションの原点がわかる本です。