「まだまだお顔もしっかりしてるでしょ?」(母)
でもね・・・
まずお耳が聞こえなくなってコマンドが入らなくなり(そんなことはいいの!)
夜中に徘徊するようになり狭い所に顔をつっ込んで身動きできなくなったり(半身まひの、かーちゃんにも助けられるよ!)
チッコもうんPもどこでもしちゃった(掃除すればいいじゃん!)
歩けたからウンポパンツやマナーウェアを大量に買ってくれた
歩けたから安全のためにサークルを設置してくれた
それなのに・・・
後ろ脚に力が入らなくなり
サポートハーネスになったよ
前足にも力が入らなくなって、立てず歩けず寝たままの日々になったの
うんぽパンツもマナーウェアもすぐに不要になっちゃった。サークルもね。
「この変化の進み方が超特急で、かーちゃんはとまどうわぁ。」(母)
食べる量が減り、どんどん痩せる。
「小さくなっていく元巨柴の姿を泣きながら見つめ続けること、どう対応することが健斗さんにとって望ましいのか試行錯誤し続けること(答えは見つからない)この苦行のような日々を健斗さんとおとーさんと共に乗り越えていくことが、命との向き合い方の最終形態です。ワンコと暮らすってそういうことだよね。ワンコによっては大きな病気をしたり、健斗さんのように両後ろ足前十字靱帯切断したり、皮膚炎に悩まされたり、あらゆることが起こり得るの。若くして突然死するなんていう悲しみもある。2006年12月3日に焼き芋大の健斗さんを胸に抱いて家に連れて来た日には想像もできなかった。あの日の私たちにそんな覚悟があったでしょうか。甘かったな、私たち。
でも精一杯生きようね、健斗さん。
おじいちゃんになってもかわいいよ。